私は2009年に、私の師である馬章英老師を日本に招いて指導していただく六合八法の一般講習会を開催しました。
その受講者の中に先崎 高弘と いう人物がいました。彼は唯一前日に英語で連絡し、参加を申し込み、その時の彼の態度は過度なほど丁寧でした。当日も彼はとても静かに受講していました。 ただ彼の動作をずっと見ていた私は、彼の動作は協調性に欠け、技術が見られず、武術の経験が全くないことに気づきました。最終日に彼は私に接近し、馬先生 の個人レッスンを依頼してきました。馬先生は翌日、日本を発つので今回は丁重に断ろうと思い、「今回の馬先生の時間はとても貴重です。従って高額ではあり ますが、馬老師の1時間のレッスンは4万になります。」と先崎に伝えたところ、何と彼は高額にもかかわらず了承し、数時間のレッスンを依頼してきました。
翌日、我々は先崎に会い、彼から驚きの事実を聞かされることとなりました。何と彼は、大阪で中国武術を教えており、現在では正式な先生からは離れ、新しい 先生を探しているということでした。彼は馬先生にお金を支払い、レッスンを受講しました。私は座ってそれを静かに見ていました。先崎の技術は初歩の段階に も至っておらず、基礎も全く身についていませんでした。そのため彼に武術を伝授するのは非常に困難に思えました。受講後、先崎は馬先生に正式な弟子にして くれと申し出たところ、馬先生は当時日本にいて、馬先生の正式な弟子であり、六合八法の指導者であり、正式に馬先生から任命された日本の代表者である人 物、つまり私を彼に薦めました。その時の先崎は私から学べるのであれば、毎月東京へ行き、私について勉強したいと言っていました。
先崎の評判は、この世界ではあまり良いものではありません。ただ、人はよく他人を噂などで誤って判断してしまいます。もしその噂が間違っているのであれ ば、人間の本当の価値はいつでも己自身で証明できるのだと思い、この先崎も自分の評価が間違っているのであれば己の行動で彼自身の本当の価値を証明できる のだと私は思い、結果、彼を受け入れることにしました。
ところが先崎からの連絡は6カ月もの間全く無く、ある日、カナダにいる馬先生から連絡が来ました。馬先生によると、先崎は馬先生から直接教わろうと何とカ ナダまで行ったということでした。馬先生は先崎にこう言いました。「あなたの行いはとても失礼なことです。私が推薦した弟子を無視して、私から直に門派を 習うことは筋に反することです。」それに対して先崎はこう答えました。「私は生活のため武術を教えています。もし私の先生が白人だと人々に知られると誰も 私を真剣に認めてはくれないし、私はこのビジネスに失敗します。」その白人である私を肌の色が違うにもかかわらず、まるで家族のように見て下さる馬先生 は、先崎の考えは人種差別と偏見の表れでとても侮辱的かつ、礼儀とマナーに反すると彼を叱りました。そして先崎は私に手紙を寄こしこう言いました。「申し 訳なかった。考え違いをしていました。これから我々は一緒に日本で協力できるのではないか?」この手紙の内容から、彼は私に対して全く罪悪感が無いことが 分かります。しかも先崎は馬先生にもこんなことを言いました。「私は私の大切なギターのコレクションを売ったお金全てを講師料としてあなたに払ったのです よ。」今まで一度も誰からもお金を受け取らなかった馬先生ですが、色々とややこしくなりそうなので今回だけはやむなくお金を受け取り3週間、先崎に基礎を 繰り返し教えました。
先崎は全てがうまくいっていると思い、調子に乗って弟子になれないかと馬先生に頼んだところ断固として断られました。先崎は失望し、今度は馬先生の師であ り我々の武術協会の会長である香港の莫其輝師爺の連絡先を探し当て接近しました。先崎は今回も英語で莫老師にメールを出していました。しかし莫老師は英語 が全く話せないので、その時たまたま莫老師の家を訪れていた私は、莫老師にパソコンのメールの翻訳を頼まれました。メールを読んだ私は驚きを隠せませんで した。何と先崎は私や馬先生に接近してきた時と同じように、莫老師にも善人を装い連絡していたのです。私はすぐに馬先生にこのことを伝えました。一部始終 を知った馬先生は先崎に激怒しましたが、先崎は「何か問題でも?」という態度でした。
そして数週間、馬先生と過ごした後、先崎は日本に帰国し、新しいビジネスを展開すべくインターネットのブログに膨大な偽りや誇張し過ぎた内容を書き込みました。
まず、彼は馬先生から正式な内弟子になることを許されたなどと偽っているのです。馬先生が私に直に教えてくれた真実はこうです。「この先崎という人間を私たちの門派に入れることは絶対にできない」ときっぱりと断られたそうです。
彼が書いた次の偽りは、彼は六合八法の全ての套路(型)を先生から伝授されたということです。これも全くのデタラメであり、馬先生によると実際に彼に教えたのはいくつかの基本練習のみで、もし彼が全ての套路を知っているとすれば、それは私からではなくyoutube (ユーチューブ)などの動画サイトから学んだものであると言っていました。
更に先崎の偽りの書き込みは続き、何と彼は六合八法の教練を認定されているということ。これも馬先生によると彼はとても妄想癖があり、彼に何を言ってもまともな会話にならなので、彼にはもう勝手にしてくれと言っていたというのです。
先崎はあたかも自分は六合八法の日本代表に任命されたように吹聴していましたが、馬先生は私にこう言いました。
「私は六合八法をたった一人にしか教えていないし、この門派において日本の代表者は常に一人しかいません。その人物とは羅君博、あなたです。」
私は、莫其輝師爺の系統である国際六合八法内家拳術会の会長に任命された時、日本代表を降り、他の人に譲らなければなりませんでした。そしてその後継者に なれる人物は私、馬先生、そして莫師爺、この三人から日本代表者になるのにふさわしいと認められなければなりません。無論、我々3人の先生について修行 し、その技術は高度なレベルまで達していなければなりません。その代表者の証明概要はいつでも会のサイトで見ることができます。
相変わらず先崎は私からの連絡を何度も無視し続けました。彼は六合八法を勝手に世に売り出そうと我々の門派に付きまとい、今では我々の門派から学んだ、形意拳、八卦掌、そして意拳を教えると主張していますが、実際、彼はそれらの拳術のたった2つの動作しか習っていません。おまけにそれらは我々が開催した講習会で覚えたものです。六合八法という武術は単に商業売買の目的として学ぶものではないし、容易に習得できないものです。
人々が中国武術を生活の糧にするために学ぶことを私は決して悪いとは思っていません。我々にはそれぞれ技術の差というのがあり、必ずしも我々が皆先生にはなれません。しかしウソや限度を超えた誇張表現、そしてお金の力だけで内弟子になろうとする行為はとても尊敬できるものではありません。先崎の武術のレベルは極めて低く、彼の考え方はとても歪んでいます。彼はまず自分のターゲットと決めた先生に役者さながらの演技で、善人を装いこびへつらい ながら接近して人の心に侵入してきます。そのやり方がうまくいかない場合には彼は買収という行為に移ります。彼はお金儲けのために武術をまるでコンビニの ように容易に売買しています。
私はこの先崎という人物を知り、そして接してきて、彼の我々に対する言動と行動は非常に恥ずべきものであり、無論許されるものではなく、日本中国武術界の汚点であると感じました。
これらの理由から、そして、この先崎がどういう人物であるかということを皆さんに是非とも知っていただくため、私はこの文章を書かずにはいられなかった次第であります。
羅君博
• 日本六合八法内家拳術学院の設立者
• 香港六合八法内家拳術学院の福会長と館長
• 国際六合八法内家拳術会の副会長と管理者
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