経済の死角

これが日本の大金持ち「トップ100人」第2部 高額所得者の栄枯盛衰に学ぶ「金持ちになるのは簡単だが金持ちであり続けるのはこんなに難しい」

2013年05月15日(水) 週刊現代
週刊現代
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【表の説明】「肩書」は、各年代の代表的なものを記した。「所得額」は、当該期間中の「高額所得者公示制度」により公示された所得額の合算、または「全国高額納税者公示制度」により公示された納税額から所得を算出して合算したもの。なお、年代によって貨幣価値が異なるため、総務省統計局発表の「消費者物価指数」(持家の帰属家賃を除く総合)を各年各氏の所得額に掛け合わせ、'11年時点での貨幣価値に換算している。'05年以降の「所得額」は有価証券報告書から持ち株数と配当金を調べ、'12年までの配当収入を合算したもの

第2部 高額所得者の栄枯盛衰に学ぶ
金持ちになるのは簡単だが金持ちであり続けるのはこんなに難しい

ひと目で富豪の歴史がわかる

 まずは上から始まる表を見てほしい。これは本誌が1951年から昨年までの「長者番付」を精査し、10年ごとに区切ったものである(高額納税者名簿が非公表となったため、2001年以降は2つに分けた)。その期間の所得額を累計し、独自にランキングをした。当時と現在では貨幣価値が大きく隔たるため、総務省統計局が発表している消費者物価指数を乗じ、'11年時点の水準にならしてある。これを見れば、戦後日本の資産家の変遷が一目瞭然だ。

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