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橋下発言に維新内で懸念広がる5月15日 5時15分
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日本維新の会の橋下共同代表が、いわゆる従軍慰安婦の問題を巡って、当時は慰安婦の制度が必要だったという認識を示したことについて、党内では理解を示す意見もある一方で、夏の参議院選挙への影響は避けられないという懸念が広がっています。
日本維新の会の橋下共同代表は13日、いわゆる従軍慰安婦の問題について「いいか悪いかは別にして、軍の規律を維持するために当時は必要だった」などと述べました。
これについて、維新の会では14日、石原共同代表が「軍と売春はつきもので歴史の原理みたいなものだ」などと述べたほか、松井幹事長は「橋下氏は自分の問題意識を建前論ではなく本音でぶつけていくなかで『従軍慰安婦が必要だ』という発言につながったのではないか」と述べ、理解を示しました。
一方で、国会議員の中からは「夏の参議院選挙を控えているのに、なぜこうした発言をするのか」という疑問や「参議院選挙の候補者が地元で批判されるのではないか」という声が相次いでいます。
こうしたなか、橋下氏は14日、国会議員団の幹部に「発言は個人的な見解であり、党内からいろいろな意見が出ても構わない」という内容のメールを送りましたが、党内ではこの問題を早く決着させないと参議院選挙への影響は避けられないという懸念が広がっています。
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