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内部被ばく調査 子どもへの影響、極めて小さい 一関市

 岩手県一関市は7日、福島第1原発事故を受け、市内の子どもを対象に実施した内部被ばく調査の結果を明らかにした。調査した1510人の尿1リットル当たりの放射性セシウムは不検出が1432人と大多数を占めた。1ベクレル未満が47人で続き、高い子どもで5ベクレル以上6ベクレル未満が1人だった。
 調査は昨年12月からことし3月末、4〜15歳を対象に実施した。市放射線健康影響対策アドバイザーの吉田孝司藤沢病院内科長は「健康への影響は極めて小さいと考えられる」とみている。
 市は2011年度に岩手県が実施した子どもの内部被ばく調査で、抽選に漏れて調査対象外となった希望者が多かったことを受け、全希望者を調査した。17日までに市内4カ所で調査結果の説明会を開く。


2013年05月08日水曜日


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