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サクラエディタをアウトラインプロセッサ的に使用してXHTMLを手書きする場合の個人的な実践例。

(2008/12/24 13:48)

この記事は、サクラエディタでXHTMLを編集する場合に、こんなルールファイル(※非常にシンプル)を使っているよ、という事例紹介です。

個人的な話ですが、長い技術文章などを書く場合には、たいていXHTML形式で書いています。(公開するしないを問わず)

直接手でXHTMLを書くのは多少わずらわしいのですが、僕は機械生成されたXHTMLのソースを見るといらっとくるタイプの小人物ですので、結局サクラエディタでゴリゴリ手書きしています。

章立てなどの構造を持つ長い文章を推敲しながら書いていて、ある部分を修正したくなった場合に面倒なのは、エディタでその修正箇所の行へ移動することではないでしょうか?

MediaWiki的に編集できるのが一番楽なのですが、あくまでHTMLは手書きしたいので、なんとかエディタで対応できないかな、と言うわけです。


サクラエディタには「アウトライン解析」(F11)という非常に強力な機能があります。この機能により、階層構造を俯瞰して、特定の箇所へジャンプすることが容易に行えます。HTMLにも標準的に対応しています。

この「アウトライン解析」には、HTMLに限らずJavaやCのソースを編集する場合にも非常にお世話になっていたのですが、標準ルールの「HTML」は、<span>やら<hr />まで解析してくれるため、見出しが階層構造の中に埋もれてしまいます。

そこで、自分用にHTML用のアウトライン解析方法ルールファイルをつくり、これを使用することで現在運用しています。内容としては、以下のとおりです。

<h2 /// h2
<h3 /// h3

たったこれだけですが、このルールファイルにより章や節の見出しだけがアウトライン解析で拾われるため、非常に見通しと操作性がよくなりました。


# 注意点として、h2やh3タグ(見出しタグ)を使用しており、かつ見出しタグの開始部分と見出し本体が同じ行にあることを前提としています。

したがって、たとえば

<h2>見出し</h2>

のような書き方をする人はハッピーになりますが、

<h2>
  見出し
</h2>

のような書き方をすると、見出しの文字列がピックアップされずに非常に靴の上から足を掻く感じになりますので、よろしくおねがいします(?)。

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