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米の豪華客船が青森寄港
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出迎えたハネトと記念撮影する外国人客=8日午前8時20分ごろ、青森港新中央埠頭 |
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国内外の観光客が多数乗船した米国の豪華クルーズ客船「サン・プリンセス」(7万7441トン、全長261メートル)が8日朝、青森市の青森港新中央埠頭(ふとう)に寄港した。市によると、同港に寄港した客船としては過去最大という。
青森港国際化推進協議会(会長・鹿内博市長)が開いた歓迎式典では、ねぶた囃子(ばやし)などで乗客たちをもてなした。鹿内市長は「素晴らしい豪華客船を迎えたことは、市民の誇り。短い時間だが青森を十分楽しんで」と歓迎した。
「サン・プリンセス」は国内各地や釜山(韓国)を巡る12泊のクルーズ中で、市によると乗客数は約千人。6日に横浜港を出港後、最初の寄港地として青森港に入った。乗客たちは大型バスやタクシーに乗り込み、桜が遅い見ごろを迎えている弘前公園や早春の十和田湖を巡るオプショナルツアーに参加するなど思い思いに青森の観光を満喫した。
イスラエルからクルーズに参加したジョゼフ・ジャクソンさん(70)は「弘前城と満開の桜が楽しみ」とにっこり。豪華客船を一目見ようと埠頭を訪れた青森市の蛸島正敏さん(75)は、豪華客船の船体を見上げ「こんな大きな船がよく青森港に入ったものだ」。妻の惺子さん(75)は「こんな船で旅行してみたい」と目を輝かせていた。
「サン・プリンセス」は8日午後6時ごろ、釜山に向けて出港する。
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