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八戸港に最大3メートル防潮堤 建設計画の説明会始まる

 青森県は8日、八戸港の津波防護ラインとなる防潮堤建設計画について、八戸市で初めて地元説明会を開いた。
 津波防護ラインは八戸港の八太郎−恵比寿浜間と人工島のポートアイランドの周囲の計約24キロに設定。高さ2メートル前後(最大3メートル)の防潮堤を建設する。発生頻度が高く、東日本大震災より規模が小さいレベル1の津波から人命や港湾施設などを守る目的で、総事業費は100億円超と見込む。
 説明会には港湾企業関係者ら約50人が出席。反対意見は出なかったが「企業敷地前に設置したゲートの閉鎖の責任を企業に求められるのは困る」などの意見が出た。
 説明会は今月中に3度開き、反対意見がなければ本年度内に詳細設計をまとめ、来年度着工、2016年度までの完成を目指す。


2013年05月09日木曜日


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