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奥入瀬渓流の危険木調査始まる
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奥入瀬渓流の歩道で頭上の危険木を調べる参加者 |
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県は8日、十和田市の奥入瀬渓流歩道沿いで樹木の安全点検調査を始めた。初日は石ケ戸休憩所から焼山までの約5キロを調査し、枝払いや伐採などの処理が必要な危険木136本を確認した。調査は10日まで行い、子ノ口−焼山間の計14キロを点検する。
樹木の点検は、観光客の安全確保のため県が2004年度から新芽が芽吹く時期に実施しており、本年度で10回目。環境省、林野庁、市など関係6団体の約20人が参加。歩道上に差し掛かる木や枝を見上げながら1本ずつ調べ、枝払いや伐採、支えが必要な場合は目印のテープを幹に巻き付けた。
調査に同行した県樹木医会事務局長・専務理事の斎藤嘉次雄さんは取材に対し「今冬は雪が多かった割には枝折れ被害が少ない。ただ、低温の影響でブナなどの芽吹きは10日ほど遅れているようだ」と指摘した。
県観光企画課の石戸谷安信課長は「安全な形で観光客を迎えられるように、危険木は必要な手続きを経て処理していきたい」と話した。
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