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県と六ケ所村、原燃ウラン工場遠心機更新で事前了解
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県と六ケ所村は13日、日本原燃が2月に提出していた、ウラン濃縮工場(同村)の遠心分離機更新などに関する新増設計画について事前了解した。事前了解は原燃、県、村の3者で結んでいる安全協定に基づく手続きで、国への申請の前段階にあたる。原燃は「準備が整い次第、事業許可変更を国に申請する」としている。
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新型遠心機は11年12月に初期導入前半分(生産能力は年間37・5トンSWU=分離作業単位)の運転を開始。後半分(同)についても今月中に生産運転を始める予定。
計画では17年11月までに、初期導入分を含む新型機の生産ライン3系統で順次運転を始め、生産能力は、年間450トンSWUとなる。
一方、更新対象とは別の旧型機の生産ライン4系統(年間600トンSWU分、現在運転停止中)は、配管を閉鎖して生産機能を停止する。これに伴い、工場全体の生産能力は現時点で、これまでの年間1050トンSWUから同450トンSWUまで縮小される形になる。旧型4系統も将来的には更新する予定だが、時期は未定。
1992年3月に操業を始めたウラン濃縮工場は、老朽化などで遠心機の停止が頻発。10年12月に生産を停止し、原燃が遠心機の更新作業を進めている。
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