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政治
高市氏、陳謝で早期の幕引きはかる
2013.5.14 22:00
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ただ、高市氏はこれまでも、踏み込んだ発言で物議を醸したことがある。
2月3日には、党内で議論の最中だった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の交渉参加の是非について「政府が決めることで、党が賛成、反対したからどうなるものでもない」と党内議論を軽視するかのような発言を行い、反対派が猛反発。他の幹部がなだめに回った。
1月には税制改正大綱の党内手続きの最終段階で、自動車重量税の位置づけが道路特定財源の復活のように「誤解を受ける」と公言し、菅氏らが火消しに追われたこともあった。党幹部の一人は「高市さんは正しいと思ったら突き進む理念型。党内調整にも気を配ってくれるといいのだが」とこぼす。
高市氏は15日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設を主張する県連を説得するため、同県入りする。当面は参院選公約の責任者として裏方に徹する日々となりそうだ。
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