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政治
【川口委員長解任】川口氏を直撃 「党利党略に走った野党。歴史の目で裁かれる」
2013.5.9 21:47
参院環境委員長を解任された自民党の川口順子元外相は9日、産経新聞のインタビューに応じた。
--解任されたが
「野党は憲政史上初めて数を頼みに党利党略に走った。歴史の目、国民の目で裁かれていく」
--滞在延長で得られた国益とは何か
「領土問題で日本の立場を言わねばならないし靖国問題もあった。帰れば中国側にいろんなメッセージを送ることになり、国益を守れない」
--尖閣や靖国の話もしたと
「(中国のシンクタンク幹部との会談では)半分以上、かなり話をした」
--「日本の領土だ」と主張したということか
「もちろんだ。靖国問題でも日本の考えを伝えた。『日本には信教の自由がある。行くなということは日本の憲法からすればあり得ない』と説明した」
--程国平外務次官との会談はどんな話か
「『サイレントディプロマシー』(静かな外交)の原則で内容は言えないが、中国の外交政策だ。現在の中国の外交関係者はアジアの国々に理解を求めようという発想をしている。(日本との)緊張関係は荒立てずに沈静化しようと考えているとの印象を受けた」
--楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員(外交担当)とも会談したが
「内容は言えないが、中国の外交政策全体のポイントについて話を受けた。具体的な名前の例示はあまり多くなかったが、外交の原則を述べていた。私が関心を持った話もあり、平和問題も強調していた」
--安倍晋三首相は「有意義だった」と評価した
「焦点は国益の判断が正しかったかであるべきだ。(国会内の)狭いルールに矮小化(わいしょうか)した議論しかできない野党を持つ国民は悲しんでいるだろう」
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