木村沙織 |
欧州遠征に向けて合宿入りしたバレーボール女子日本代表が13日、都内のナショナルトレーニングセンターで記者会見した。真鍋政義監督(49)は新チームの主将に木村沙織(26、トルコ・ワクフバンク)を指名。初めて主将を務める木村は、「実は今季でバレーボールから引退すると決めていたが、全日本の主将を任せたいと真鍋監督から熱心に口説かれ、気持ちを変えた」と話した。
ロンドン五輪で銅メダルを獲得した後、木村は昨年9月からワクフバンク入り。出場機会に恵まれなかったが、チームは欧州チャンピオンズリーグで優勝した。「バレーボールではすべてを体験したので、もういいと思った。次にやろうと考えていたことは秘密」。しかし今年1月、トルコリーグを視察に来た真鍋監督に打ち明けたところ、逆に主将に指名された。その後も何度も真鍋監督から説得の電子メールを受け取ったという。
木村は「私が主将をしたらどんなチームになるだろうかと考え始めたことが現役続行を決めたきっかけ。個性的な選手たちが言いたいことを言いあえるチームにしたい」と話した。
女子日本代表は国内合宿を経て、5月21日〜6月15日に欧州遠征を行う。
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