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北島三郎「兄弟」の訃報に落胆「さみしい」
演歌歌手・北島三郎(76)のヒット曲「函館の女」などを手がけた作曲家の島津伸男(しまづ・のぶお、本名・堀信義=ほり・のぶよし)さんが9日午前6時、心不全で亡くなった。77歳。
通夜は14日午後5時から、告別式は15日午前11時から、いずれも練馬区石神井台1-2-13の宝亀閣斎場で営まれる。喪主は妻の千枝子さん。
北島が10日、所属レコード会社を通じて追悼コメントを発表した。以下が全文。
「同じ船村門下生で、彼は作曲家だったけど、デビューした時から兄弟のような存在で、ずっと同じ道を肩を組んで歩いてきた。『函館の女』など女シリーズの作曲もそうですが、ずっとオレの舞台の指揮者を務めてくれた。仕事だけでなく、ゴルフや、食事などもよく一緒だった。曲作りも、いろいろ教えてもらった。2年くらい前に、体調がすぐれないからとオレの舞台を降板して『ゆっくり休んで。体が治ったら、またタクトを振ってくれ』と言っていたんだけど…。このところ体調が思わしくなく、入院したと聞いていたので、心配していました。また自分と縁がある人間が旅立ったしまった。本当にさみしい。でも彼のことは、いつまでもオレの心の中に残っている。大事な友人、いや兄弟でした。心からご冥福をお祈りいたします」