21品種のトマトが売られる会場=伊賀市西湯舟の「伊賀の里モクモク手づくりファーム」で
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伊賀市西湯舟の農業観光施設「伊賀の里モクモク手づくりファーム」で十三日、春のトマト祭りが始まった。野菜直売所で二十六日まで二十一種類を販売する。
モクモクは手作りハムやソーセージで知られるが、二十年ほど前から無農薬と農薬を極力使わない野菜を栽培。直売したり、経営するレストランで提供したりしている。トマトは三年前から栽培を始め、ハウス十二棟計二十アールで生産。祭りは、来場者にトマトの魅力を知ってもらおうと二年前から開いている。
直売所などに出荷する県内外の契約農家十四戸が出品。黒色のトスカーナバイオレットや、ハート形をしたトマトベリーといった珍しい品種も並ぶ。一パック二百グラム(百五十〜四百十円)で販売。五種類のトマトのパック詰め放題も三百五十円で楽しめる。土日は一回百円で金魚すくいにならった「トマトすくい」を催す。
直売所の佐々木重則店長は「メロンと同じくらい甘い品種もある」と話す。営業は午前十〜午後五時(土日祝日は午後六時まで)。問い合わせはモクモク=電0595(43)0909=へ。
(山田雄之)
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