Skywalker院長のブログ

とある小児科医Skywalkerのブログです。
その正体は、川崎市にある「北浜こどもクリニック」の院長。
「正しい知識を持つこと」を目的として、パパママのためになる情報を配信していきます。
多趣味な院長なので他のネタもあります。

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このブログは僕が思ったことを包み隠さず、辛口で書くことで皆さんの評判を得ている面もあります。


が、僕の性格なのか、つい熱くなりすぎて書きすぎてしまう傾向にあるようで、そんな時は仲間の医者から

「おいおい、ちょっとあれはやりすぎだろう」

と、、ご指摘を受けることも多々あったりします。


先日、僕がとある先生が近隣住民を侮辱した発言をした!という半ば怒り半分で書きなぐった記事がありました。

わけあって現在は非公開にしています。

そこで僕が指摘した医者、もちろん名前こそ出しませんが、とある医者を特定して書いています。


ところが、多くの皆さんには別のまったく関係のない小児科の先生を連想させてしまう内容だったようで、皆さんに大きな誤解を与えてしまいました。


当院近くにある、高津区で20年近く小児科をやっておられる大先輩の先生です。

長年、近隣住民のためを思い地域医療に貢献してきた、すばらしい先生です。

あの記事は、この先生を批判する内容ではなかったと、ここで釈明させていただきます。

記事を書きなおしても良かったのですが、あの内容自体僕がかなり怒り心頭状態、正常な判断ができない状態で書いたものだったので、「辛口記事」ではなく単に特定の個人を攻撃するような主旨の記事になってしまっているため、よろしくないと考え削除にしています。


まずはその先生に、誤解を生むような表現をして傷つけてしまったことを深くお詫びいたします。


そもそもその先生は小児科医として非常に尊敬できるお方で、余計な投薬はしない!といった筋の通った診療スタイルは僕も大変勉強になってますし、多くを真似ています。

開業医として僕が最も尊敬する先生です。

そんな先生を僕がブログ上で、「あきらかにその先生と分かるような表現」で悪口を言うことなんでできません。


その尊敬する先生の名誉のためにも、ここで訂正させていただきます。


僕が名前を控えつつも酷評した医者は、この尊敬する先生とは別人です。


そして読者さんたちにも、その先生を連想させるような記事を意図せず書いてしまい、誤った印象を与えてしまったことをお詫びいたします。




多くの読者をかかえる当ブログ。

近隣の先生方も結構細かく読んでらっしゃるようです。

今後も辛口路線は変えるつもりはありませんが、それでも個人を特定した誹謗中傷になるような記事は慎まねばなりません。


書く側として今後充分に注意してまいります。




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歳のせいでしょうか、最近よく未来の事を考えます。

未来と言っても老後とかではなく、比較的近い未来。

自身の引き際についてです。


結論から言うと、僕はジジイになるまで開業医を続けるつもりはありません


今しっかり頑張って稼いで、50代くらいにはセミリタイアしたいと考えてるんです。


自他共に認める野心家の僕としては、一度しかない人生、一介の小児科医で終えるにはもったいない!と考えます。

色んな勉強をしたいし、色んな経験をしたい。知らない世界をたくさん知りたい!

今の多忙な開業医生活をしながらでは、自分のしたいこともロクにできません。


まだ体が動ける50代頃に医者から足を洗って、別の道を進むのも面白いかと。



なので僕は自身の開業医生活のエンドポイントを20年後に暫定的に置いています。

20年後、僕は56歳・・・(どんなジジイになり下がっていることやら)


きっと不健康な僕のことだから、そう長生きできるとは思ってません!

70まで生きればラッキー、と思ってます。

なのでセミリタイアしてから70までの約15年間は、それまでの医者一辺倒な生き方とは別の道を歩むつもりです。

15年あれば、もうひと花咲かせられるかもしれませんしね。



でも、そう言ってて結局小児科が辞められない可能性もありますがね・・・

もう20年以上続けていれば、今診ている子供たちが今度はパパママになって、我が子を当院に連れてくる

そんな楽しみは小児科でないと経験できないでしょう。

どんなにこちらが老けていっても、小児科医をやっていれば僕の元にはいつだって大好きな子供達が集まる・・・

小児科の醍醐味ですよね。


思えば中学の頃から小児科の開業医になりたいと願い、その目標に向かってひた走ってきた僕です。

小児科医であることは僕は誇りに思うし、一生やっていきたいライフワークだと思っています。

だから、もしかすると簡単には辞めないかもしれません。



でも・・・セミリタイア。あこがれます・・・







ブルーラグーンでは現在、存続のための署名活動を行っております!

皆様のご協力を是非ともお願いいたします!

<こちらをご覧ください>






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いよいよブルーラグーン存続のための署名活動を開始します。


現在もっか用紙を準備中で、来週月曜からクリニックとブルーラグーンに署名用紙を置かせていただきます。

当院に来院した際には是非とも署名をお願いいたします。


川崎市民でなくても大丈夫です!

また代筆でも大丈夫ですから、御主人やお子さん、さらには御親族の名前まで連ねてください!


署名用紙(20人分)をお持ち帰りいただき、お友達や職場の同僚、そして親族皆さんに署名をもらってきていただき、当院にお持ち込みいただくか、郵送でもかまいません。

院長あてにメール(クリニックHPの「お問い合わせ」)をいただけば、署名用紙のデータを添付して返信いたします。

<北浜こどもクリニック>


期限は6月20日!!


目標は1万票!!!


上記のように、一人でも多くの署名をいただきたいので、是非とも皆々様のご協力を乞う次第です。

とにかくなにふり構わず名前を集めてほしいのです!!



どうかご協力をお願いいたします!!





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昨日抗生剤の話をしたばかりですが、先日こんな患者さんが来られました。


前日から熱があって、近くの病院を受診し、血液検査をしたとのこと。

その時点でツッコミどころ満載ですよね。

僕は基本的に熱が5日以上続かない限り血液検査はしませんから。


でもって検査結果が白血球4000くらいCRP0.1、典型的なウィルス感染ですね

その結果説明の用紙にも、ご丁寧に「ウィルス感染」というところに蛍光ペンで線が引いてあって、どうやら検査の結果ウィルス感染でしたといった説明があった形跡があります。


ところがその医者は何故かメイアクトを処方・・・


意味不明すぎます。。。


その先生とは個人的には仲が良く、以前お話ししたときにも、

「私は風邪がほとんどウィルス感染だと分かっている。が、後から細菌感染を併発するかもしれないから、基本的に抗生剤を毎回出すんだ。」

と。


ウィルス感染である風邪に、細菌感染の合併を予防するために抗生剤を出す医者は多く、それに関しては議論が分かれるところです。

最近の流れとしては、耐性菌が問題視されてきているので抗生剤は基本的には使わない方向になっていますが・・・

でも風邪に対して予防的に抗生剤を出すことは、100%間違い!とは言い切れない面もあります。

なのでその先生がメイアクトを出したこと自体、僕は責めるつもりはありません。

医者それぞれ考え方があって、方針もそれぞれですから。


問題なのは、血液検査をしたことです。


細菌感染でもウィルス感染でも、どちらにしても抗生剤を出すという主義(それはそれで結構)なのであれば、何故血液検査までしたのか。

だって結果がどっちだって結局メイアクトが出るわけで。


僕など一般的な小児科医は、例えば血液検査をした時に結果がウィルス感染と分かれば抗生剤を出しません。

逆に細菌感染だと分かれば抗生剤を出します。

このように、治療方針を決めるうえでのツールとして検査をしているわけです。


ところがその先生は結果をまったく活かしていない。

ただ子供に無駄に痛い思いをさせただけです。


抗生剤を出したこと自体は今回の記事ではどうでもいいことです。(間違ってますが)

ただ、

結果が活かせられないなら検査すな!

と言いたい。


治療に結びつかない無駄な検査をする医者には気をつけましょう





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最近は僕もめっきり抗生剤を出さなくなりました。


実は開業当初は僕もセフゾンを出しまくっていたのです・・・まだ僕も未熟でした。。。

(開業当初から当院をごひいきにしているママならご存じでしょう)


最近は、溶連菌と診断した子に出すか、熱が長引いたりして血液検査をして細菌感染が疑わしい場合とか、尿路感染症くらいにしか処方しなくなりました。


(後日追記:他にもとびひが酷い場合や、マイコプラズマにも出してました)


あとは副鼻腔炎ですね。


僕は基本的に鼻吸引はしない主義なので、副鼻腔炎の治療は抗生剤を使います。


風邪をひいたあと、黄緑の鼻水が続く場合はまず間違いなく副鼻腔炎があります。

これは副鼻腔の中に菌が居て、それが膿をジャンジャン作る(厳密には違いますが分かりやすい表現で)ので、青っ鼻が出続けるわけです。

寝ている時に膿が喉に落ちて咳こんで、それを喘息だと誤診されるケースが非常に多いです。


耳鼻科では副鼻腔炎の治療は、抗生剤プラス、ネブライザーと鼻吸引ってのが王道です。

当院ではネブライザーも出来ないし、鼻吸引はしない主義なので、基本的には副鼻腔炎などの耳鼻科疾患の場合は、信頼できる耳鼻科を紹介しています。


が、どうしても僕の治療を希望される方も増えてきて、最近は僕も普通に副鼻腔炎の治療をしています。

基本、抗生剤の投与と鼻かみの指導(こちらを参照「鼻をかもう!」) しか出来ませんが・・・



さて、僕は副鼻腔炎の治療にはまずメイアクトを処方します。

ごく一般的なセフェム系の抗生剤で、副鼻腔炎や中耳炎には効果的です。

(溶連菌の治療には、同じ仲間のセフゾンを出します。耐性菌を考え病気によって使い分けます。)

当院がかかりつけの患者さんたちは、副鼻腔炎になってもこれでほとんど治ります


が、中には治らないケースがあります。耐性菌ですね。

そういった場合、次の手としてマクロライド系の抗生剤を出します。僕はクラリスでしょうか。

(マクロライドしか効かないマイコプラズマの場合には、ジスロマックを出します)

メイアクトが効かない副鼻腔炎でも、クラリスにすれはほとんどが治ります。

(あくまでも第一選択でないところがミソです。マクロライドを真っ先に出す医者には気をつけましょう


でもそれでもダメなケースもあります・・・

そうなると、僕はもう信頼できる耳鼻科を紹介して、ネブライザーと吸引の治療を依頼します。

勝算がありそうなら、最後の手段であるキノロン系の抗生剤(オゼックスなど)と使う場合がありますが、これらの抗生剤は本当に最後の手段としてキープしておきたいので、まず絶対に使いません。

(キノロン系の抗生剤を日ごろから出しまくる医者にはさらに気をつけましょう!



さて、そんな感じで最近は副鼻腔炎の内科的治療を多くするようになりましたが、この抗生剤が効きやすい人と効きにくい人の違いに気付きます。


メイアクトなどを処方して、すぐに治ってしまう人は、ほとんどが当院のかかりつけ患者さんです。

つまり普段から抗生剤を使っていない患者さんということになります。

そういった人は、体が抗生剤に対して耐性を持っていないので、「ここぞ!」って時に抗生剤を使えば驚くほど効果を発揮してくれます。


それに対して抗生剤が効きにくい人達。

ほとんどが他の病院をかかりつけにしている患者さんです。

つまり普段から抗生剤漬けになっている患者さんということになりますね。

こういった患者さんは非常にやっかいです。

抗生剤漬けになってますから、メイアクトごときの弱い抗生剤では効くわけがありません。

必然的により強い抗生剤にシフトせざるをえません。


当院かかりつけ患者さんでも、当院ができる3年前までは他の病院で抗生剤漬けにされていた子も同様だったりします。

で、この話をすると「前の病院では抗生剤漬けでした・・・」と言われます。



僕は最近めっきり抗生剤を出さなくなりましたが、それで困ったことは一度もありません。

逆に抗生剤を使わなくなったことで、「ここぞ!」という時に抗生剤がしっかり効いてくれるので、自分のやり方が正しかったんだと最近身を持って実感しています。


やはり風邪のたびに抗生剤を出す医者には気をつけましょう

風邪に抗生剤は不要です!


大人ならいいのですが、先の長いお子さんのことだし、小児科選びは極力抗生剤を出さない先生をチョイスすべきだと声を大にして言いたいです。












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遅くなりましたが、マカオ視察の報告です。



香港金融セミナーの最後はグランドハイアット香港の超高級中華をいただき、様々な要人と親睦を深めることができました。

終了したのが23時過ぎ。


本来ならホテルに泊まり翌日帰国するツアーでしたが、我々の一行は一日帰国を延ばしマカオに行くことになりました。

香港からマカオに渡るフェリーは24時間営業!


夜中なのに満席のフェリーを降り、ホテルにチェックインしたのは3時近くでした。

が、ホテルのカジノは大盛況。

photo:01

ギャンブル好きの中国人達の目は真剣そのもの…

こんなドでかいカジノが各ホテルにあるんだから驚きです。


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同行したブレーン達はまた中華を食べようとしてましたが、すでに中華料理のオンパレードで胃がパーになってた僕と秘書は断固反対!
隣にある、これまた超巨大ホテル「ベネチアン」にあるイタリアンで遅めの朝食。

このお店のランチタイムはサービスが良く、120香港$(1200円くらい)でピザとパスタが食べ放題!

こちらが「ストップ」と言うまで様々なピザとパスタが次々と運ばれてきます。

昔あったシェーキーズみたい。でも高級店だけあって味は絶品!
美味しくて朝からワインが進む進む…

photo:03

さて、ホテル・ベネチアンはこのように内部に巨大な運河と街が作られてて、迷います。
道に絶対に迷わない僕が迷ったくらいですから相当なもんです。

ガイドブックにも「想像を絶する巨大さ」と書かれてましたが、決して大げさではありませんでした。

photo:04


で、これがマカオ市内に一店と、ベネチアン内にもう一店しかない超名物のエッグタルト
むちゃくちゃ上手し!!


そのあと午後はマカオ市内を観光しました。



photo:05

民政総署大棲

マカオの役所として今も使われているそうです。


photo:11

奥にはこんな素敵な庭園があります。
中国であることを忘れさせてくれる空間。落ち着きます・・・

photo:06

聖ドミニコ教会


photo:10

内部

何人かの信徒がお祈りをしていました。

外の雑踏に反して、とても静かで荘厳です。

マカオはポルトガルの植民地で、ここからザビエルとかが各地に布教に行ったとか。
思想の自由を認められているマカオならではだなあ、と思いました。


香港もマカオも、中国の一部ですはありますが別格扱いなので、当局の規制がなく報道や言論の自由は認められてるんですね。

photo:07
聖ポール天主堂址


このように、ポルトガル統治時代の面影が残る建造物がたくさんあります。
世界遺産になってるそうで、マカオに来て世界遺産に出会えるなんて、なんか得した気分。

photo:08

こんな一見ポルトガル風の街の雑踏には、得体の知れない絶対に食べようととは思わない肉が売られてたり、確実にニセモノのブランド品店が乱立。
挙句、何故か二店舗しかないハズのエッグタルトまで大量にあちこちで売られている始末…

入ったスタバは本物か?と何度も確認してしまいました。


見るだけ楽しみましたが、中国人のしたたかさにはビックリですよ。


カジノ三昧もいいけど、こうやって海外の街を散策するのも楽しいもんです。


photo:09

最後に、今回僕の旅のセッティングなどをすべてやっていただいた、キーストーンコンサルティングの廣谷社長と、僕のブレーンの一人で経営戦略会議のメンバー、(株)医療経営の池田社長

秘書が同行していたので、マカオ旅行は健全な観光に終わりましたが、今度は男だけで楽しんでみたいものです。



iPhoneからの投稿

GW


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GWまっさかりですね。


景気が良くなってきたせいか、皆さん国内・海外旅行に行かれる方が多いような気がします。


ま、せいぜい何処に行っても行列だらけ、人だかりの観光地に、乗車率200%の新幹線や大渋滞の高速に乗って行かれるがよろしかろう。

僕は例年通りその混雑ぶりを報じるニュースを高見の見物です。



さて、毎年このネタを書きますが、GW3連休(今年は4連休ですが)は僕ら家族にとっては非常に重要な3日間です。


5月3日は僕が「天使パパ」になった日です。

やっと授かった長男でしたが、わずか3時間14分の命でした。

長男に会いに、お墓参りをします。


5月4日は次男の誕生日。

長男の悲しみを乗り越えて、授かった大事な大事な次男。

今は本当に手に負えないくらい凶暴な大恐竜RENになりましたが、健康で元気であればそれでいいんです。

最近欲しがっている「プラレールアドバンス」をプレゼントして、一緒に遊ぼうかなと。


5月5日は妻の誕生日。

男の子の節句に産まれるとは、さすがは男勝りの鬼嫁です。

プレゼントには毎年頭を悩まされます。

ブログでは鬼嫁っぷりをいつも書きたててますが、今の僕があるのは妻のおかげ。

クリニックでは表に出てきません(僕が出さないようにしてます)が、まさに内助の功なのです。

妻には感謝です。



GWは毎年、「命」「家族」について考えさせられる3日間です。






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今日から5月に入りますが、4月は本当に忙しかったです。



平均患者数も新記録。

今シーズンはインフルエンザが思ったほど流行しなかったので、真冬はそれほど混雑しませんでした。


が、3月くらいから徐々に患者数が増加してきて、4月に入り一気に爆発しました。


一般的な風邪、胃腸炎、マイコプラズマ、溶連菌、といったところでしょうか。



特に4月に入ってからは新入園児の「洗礼」が多く、非常に混雑する日々でした。


例年だと4月の最初は、みんな緊張しているので風邪をひかずクリニックは暇で、気がゆるんでくる4月中旬あたりから風邪をひき始めるってのがセオリーだと思ってましたが、今年は4月1日からいきなり大混雑。


3月と4月は診療以外の仕事も多かったので、毎日ヘトヘトでした・・・今もですが。。。



でも、もうすぐ開業して3年になりますが、僕の考え方とか診療スタイルが皆さんに浸透してきたようで、色んな噂を聞き付けたり、このブログを読んで遠くから当院にわざわざ来られる方も多いし、本当に開業医冥利に尽きますし、来て下さる皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。



まあ「出る杭は打たれる」と言うように、当院がこれだけ流行ってしまうと近隣の同業者は面白くないのでしょう。

ここでは書けないような様々な嫌がらせも受けます。

僕の悪評を広めて、少しでも当院の患者をかすめ取ろうと躍起になっている老舗小児科もあると聞きます。

これは僕がまだ30代という開業医として超若手である以上、仕方ないことですし、逆に考えれば当院がそれだけ他を震撼させるだけの力を付けてきているんだと考えることにし、よしとしましょう。




で、話はもどりますが引き続き毎日非常に多忙を極めています。

以前の記事に書いたように、例え疲れていてもそれを出さないよう「プロ意識」を持って頑張っているのですが、ついママから「先生今日はお疲れですね」などと言われてしまう始末・・・


まだまだ僕も未熟者ですね。


GW真っ盛り。


大型連休明けは、連休疲れで体調崩す子たちが5月は殺到することでしょう。

6月になり梅雨のシーズンになると喘息が増えるでしょう。

夏になれば夏風邪が増えるでしょう。


いつも小児科には閑散期と繁忙期があると書いてきましたが、当院に閑散期はありません!
















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世の中にはいろんな事を本当のように言って人々を混乱させようとする輩がいます。




このブログでも散々出してきた「反ワクチン団体」などもその最たるものでしょう。


こういった知識のない(あるいは偏った)連中の言うことは、騙されてしまう人もいますが多くのまともな人達は騙されることは少ないでしょう。




でも、我々医者や看護師といった医療従事者が言うことは非常に説得力があり、信じてしまいがちです。




先日こんな相談を受けました。




とあるママが保健所の1歳半の集団検診に行ったら、保健師から


「牛乳は飲ませていけない」


と言われたそうです。


そのママはお子さんに毎日100~200mlの牛乳を飲ませていたのでびっくり。


理由を聞くと、


「牛乳は本来はウシが飲むものであって、人間が飲むものではない」


だと。




もしその場に僕が居合わせたら即座に、


「じゃあおめえは牛乳はおろか乳製品を使ったケーキも食わないし牛肉も食わないわけだな!?」


と詰め寄ったことでしょう。




ちょっと考えれば分かることだとは思うのですが、ママ達にしてみれが病院とか保健所にいる専門職のスタッフの話だし、信じてしまうんでしょうね・・・




ここでひとつ言わせていただくと、保健所の保健師・栄養士の言うことほどいいかげんなものはありません!


知識は古いし、自身の経験談ばかりで、何も勉強していないケースが多いです。


(例によって、中にはちゃんと真面目に勉強しておられる方もいるので、すべてがそうとは言ってません)






専門家(?)でも明らかに誤った事を言うことがありますので気をつけましょう。


でも、そんな時でも、ちょっとじっくり考えてみることですね。そうするとその専門家(?)が言っていることが理にかなっていないことに気付くかもしれません。

















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