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久米島沖の接続水域に国籍不明潜水艦
5月13日 11時45分

久米島沖の接続水域に国籍不明潜水艦
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12日、沖縄県久米島沖で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を国籍不明の潜水艦が浮上しないまま航行しているのが確認されました。
潜水艦は領海には侵入しませんでしたが、防衛省は、潜水艦の国籍などについて分析を進めています。

防衛省によりますと、12日深夜、沖縄県久米島の南の東シナ海で、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を国籍不明の潜水艦が浮上しないまま航行しているのを、海上自衛隊のP3C哨戒機が確認しました。
潜水艦は日本の領海には侵入せず、13日朝までに接続水域を出て、南東の太平洋側に向けて航行しているのが確認されたということです。
また、今月2日、鹿児島県奄美大島の西の海域でも国籍不明の潜水艦が、浮上しないまま接続水域を航行していたのが確認されたということです。
防衛省は今回の潜水艦の国籍や航行ルートなどについて、詳しい分析を進めるとともに、奄美大島沖で確認された潜水艦との関係についても調べることにしています。
潜水艦が浮上しないまま、ほかの国の領海に入ることは国際法上認められていませんが、接続水域を航行するのは問題ないとされています。
日本の近海での潜水艦の行動としては、平成16年11月、中国海軍の潜水艦が沖縄県石垣島沖の日本の領海を侵犯したほか、平成22年4月には、駆逐艦などとともに沖縄本島と宮古島の間の公海上を航行したことなどが確認されています。
防衛省は、今回の潜水艦の国籍や航行ルートなどについて、詳しい分析を進めています。

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