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韓日プロ野球オールスター戦 今年も日本が開催打診

聯合ニュース 5月14日(火)11時58分配信

 【ソウル聯合ニュース】日本プロ野球機構(NPB)が昨年に続き今年も韓国野球委員会(KBO)に対し、韓国と日本のプロ野球オールスター戦の開催を打診した。
 日本側はレギュラーシーズンとポストシーズンが終わる11月ごろの開催を提案した。KBOのヤン・ヘヨン事務総長は13日、「この数年、日本の野球人気が盛り上がりに欠けている。競争力も育て、日本での興行を活性化させるための突破口として、韓日オールスター戦を提案してきた」と説明した。
 KBOはまだ韓国9球団と正式に話し合ってはいないが、前向きに検討するだけの内容とみて、内部で動き始めている。
 日本側が積極的な姿勢を示すのは、韓日戦が国民の関心を引くカードのため。北京五輪と2度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を通じ、韓国野球は日本と対等な水準まで向上していることを示した。精鋭をそろえ、韓日対抗戦形式のオールスター戦を行うというのが日本の考え。定例化も併せて推進している。韓国も日本の提案に足並みをそろえる姿勢だ。
 ただ、双方は大会開催という大枠で一致するものの、実現には時間を要しそうだ。まず日程の問題が挙げられる。韓国の場合は9球団体制でレギュラーシーズンが長い。今年の韓国シリーズは天候を考慮すると最長で11月5日までずれこむ可能性がある。また、毎年11月にはプロ野球のアジアクラブ選手権「アジアシリーズ」もある。さらに来年は韓国・仁川でアジア大会を控える。
 韓国は日本と異なり、ドームなど室内球場がないのも難点だ。
 韓国代表の長期的な運営については、2015年から12カ国・地域が参加する新たな国際大会「プレミア12」も考慮しなければならない。KBOはシーズン終了後、9球団と対策を話し合いたい考えだ。

最終更新:5月14日(火)11時58分

聯合ニュース

 
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