>PerlとかPHPなどの知識を持っている人が就く仕事なのでしょうか?
間違っています。
>HTMLを知っていて、ドリームウィーバーを使えるだけという人が
間違っています。
PerlやPHPを”プログラム言語”と言う言い方も間違っています。
本当は、就職なんてどうでもいいのでしょう。もし、本気だったら、ちゃんと募集要項を読んでいるはずです。20社くらい、大中小のIT企業や、ベンチャー企業、大手の開発部門、ソフトハウスを除けば、あなたの疑問は、全て解決するはずです。
募集要項の中身は会社ごと微妙に意味合いは違いますが、大筋で同じです。
Webアプリの開発は今は分業されていることが多いです。小さな(10人程度)会社は、一人で何でもこなすようですが、それでも、WEBデザインとWebアプリでは分かれているようです。
・Webディレクター又はプロデューサー
・Webデザイン
・Webコーダー
・Java, PHP、.Net、C# 開発者
・ネットワークエンジニア
・サーバー運用・管理技術者
・サーバー構築技術者
大まかに言えば、これだけの職種がWeb開発には必要です。もちろん全ての人材がWeb開発会社に居るわけでもないですし(一人で何役もこなしている方が多い)、全て必要ではありませんが、ここからが重要です。
・Webコンサル事業 (主に商業サイトへのアクセス数や、CRMなど顧客管理、アクセス分析など)
・サイト構築、運営事業 (いわゆるアウトソーシング。雇い主に代わって、商業サイトや社内サイトの構築)
・サイトサーバー、ネットワーク構築、運営、管理事業。 (主にネットワークや、サーバーなどハード面が中心)
・etc
などが主にWeb開発会社の事業内容です。今はどれも単独でやっている会社はありません(やっているのは請負業者だけです<=70%を越す)。
それであなたが言ったPerlとPHPは「Java, PHP、.Net、C# 開発者」に当てはまります。このスクリプト言語の発達は
主に大学などの学生が社会に出て広めた
と言って過言ではありません。なので小さな会社では、特に商用サイトでは重宝して使用されていました。お金をかけることができない会社ですね。しかし、仕事としては
・商用サイト
・団体、個人の宣伝、広告サイト
・業務アプリ
のカテゴリーがあり特に業務アプリでは、
Java (JSP, etc)
.Net (C# , VB, Jscript, etc)
が中心です。なぜでしょうね。私がいる会社でも、2002年ごろまではPerl, PHPを使った社内サイトや業務アプリがありましたが、その頃にほぼ全滅しています。
理由はたくさんありますが、Webの仕組みや、現状を学ぶにはPHP、Perlは最もよい題材ですが(大学生の研究レベルでは)、実際に業務レベルの案件定義レベルの要望を答えるには役不足です。
結局、あの部分をどこから持ってきて、ないから自分で開発してと、時間がかかります。しかも、かならずしもマルチプラットホームではありません。と言うのも、業務レベルだと、OSとの親和性とか、マルチプラットフォームとか、セキュリティーとか、重要で、しかもクライアントでの操作性が重要視されます。
例えばクライアントだと、ActiveXの部分が必ず必要で、FlashやJava(J2SE, Runtime)、JScript, VBScript, C#などで作る必要があります。商用サイトでも動画など派手に動きを入れた物が必要でFlashなどが多様されていますね。
小さな会社なら、これらのほとんどが出来ないとだめです。しかも、PHPやPerlだとほとんどが商用サイトで、請負業しか現状募集がありません。つまり、その職種の50%くらいしか、応募できないと言う事です。
>あわせてHTMLを知っていて、ドリームウィーバー
は前述の「Webコーダー」と言うカテゴリーで、HTMLを中心にクライサントサイドスクリプトのコードを書くだけの人です(デザインは入っていない<-もちろん小さい会社だと含めるが)。
もしあなたが、その方面に行くなら、デザインを中心にやるのか、サーバーサイドスクリプト(Webアプリ開発)をやるのか決め手から探すといいでしょう。デザインだけならHTMLを中心にCSSやFlashなどを学べばいいですが、それ以外は、Javaを中心に、.NETなど幅広く知識を習得する必要があります。もちろんWebサーバーの知識も必要です。
投稿日時 - 2010-12-11 13:50:41