ミニシリーズ Dalva e Herivelto ~ Uma canção de amor ~
1月4日~8日まで、
毎晩観ている GLOBO-TV 夜9時台のノヴェーラのあと、
Mini Série(ミニ・セリエ=ミニシリーズ)を放送している。
ミニシリーズもなかなか興味深く、外せないのである。
今回のシリーズは、
ラジオ時代に活躍し、一時は夫婦でもあった歌手と作曲家の物語。
ノンフィクションである。
2010年1月4日~8日、全5話
Dalva e Herivelto ~Uma canção de amor~
ダウヴァ・イ・エリヴェウト ~ウーマ・カンサォン・ヂ・アモール~
(ダウヴァとエリヴェウト ~ある愛の歌~)
ダウヴァとは、Dalva de Oliveira
(ダウヴァ・ヂ・オリヴェイラ 1917 - 1972)
30年代から病に倒れる70年代まで活動した歌手。
「声の女王」「ラジオの女王」とも呼ばれ、
その力強くも優しい、伸びのある歌声で聴衆を魅了した。
演じるのは、Adriana Esteves(アドゥリアーナ・エステヴィス)。
エリヴェウトとは、Herivelto de Oliveira Martins
(エリヴェウト・ヂ・オリヴェイラ・マルチンス 1912 - 1992)
30年代から80年代にかけて、数々の名曲を生み出した作曲家、歌手。
演じるのは、Fábio Assunção(ファビオ アスンサォン)。
ダウヴァとエリヴェウトは夫婦でもあった。
歌手・作曲家である Pery Ribeiro(ペリ・ヒベイロ)と 、
Ubiratan de Oliveira Martins(ウビラタン・ヂ・オリヴェイラ・マルチンス)は、
ダウヴァとエリヴェウトのご子息たちである。
ま~マメと言いましょうか、次から次へと浮気をするエリヴェウト、
ついに浮気相手のスチュワーデスと本気になり、
ダウヴァと別れて家庭を築く。
ダウヴァが、亡くなる前の病室のベッドで過去を回想する形で進む物語。
今晩の第5話最終回が楽しみである。
ちなみに、エリヴェウトを演じている俳優ファビオ・アスンサォンは、
ドラッグ依存症で、一昨年の6時台のドラマ撮影中に仕事のできない状態となり、
彼の演じていた劇中の男は、
主役級にも関わらず、『行方不明』という話の展開になった。
しばらく入院治療していたが、
このミニセリエが彼の復活第一弾として注目を集めている。
年明けに放送されるミニセリエは、実在の人物を取り上げることが多い。
ドラマなので脚色もあるだろうし、すべて事実とは限らないが、
ブラジルの歴史をあまり知らないわたくしにとって、なにかと興味深い内容が多い。
記憶に新しいところでは、
昨年の年明けに放送された、全9話からなる、
Maysa ~Quando Fala o Coração~
マイーザ ~クァンド・ファラ・オ・コラサォン~
(マイーザ ~こころが語るとき~)
マイーザは、MPB(ブラジルポピュラー音楽)好きの方はご存知であろう。
Maysa Matarazzo(マイーザ・マタラッツォ 1936 - 1977)
50年代から40歳の若さで亡くなるまで活躍した歌手。
夫は、ブラジルの有名な大富豪マタラッツォ一族の一人。
ご子息の一人は現在、ノヴェーラの監督。
このミニセリエではマタラッツォ一族が何人か、役者としても登場している。
マイーザ役に抜擢された舞台女優の Larissa Maciel(ラリッサ・マスィエウ)が
好演したことも話題になった。
まだ現在ほど女性が自由でなかった時代の女性の生き方、
音楽も含めて芸術、という観点から観てもとても面白かったのは、
2004 1月から3月にかけて、
São Paulo市誕生450年を記念して放送された、全54話の、
Um Só Coração
ウン・ソ・コラサォン
(たったひとつの心)
モダンアートをこよなく愛し、アートコレクターとしても有名で、
その当時の前衛芸術家たちのサロンの中心にいた女性、
Yolanda Penteado(イオランダ・ペンテアード 1903 - 1983)の生涯を描く。
彼女の周りにいたブラジルモダンアートの巨匠たちや、
Alberto Santos Dumont
(アウベルト・サントス・ドゥモン 1873 - 1932
「飛行機の父」と言われ、ブラジルではライト兄弟ではなく、
飛行第一号はサントス・ドゥモンであると、学校でも教えている)
などの当時の様子をうかがい知ることができて、とても興味深かった。
時代物の得意な女優 Ana Paula Arósio(アナ・パウラ・アローズィオ)が
芯の強い女性・イオランダを熱演した。
2006年の1月から3月にかけて放送された、全47話の、
JK(ジョッタ・カー)
政治家ものであるが、これもまた面白かった。
JK(ジョッタ・カー)とは、
Juscelino Kubitschek de Oliveira
(ジュセリーノ・クビチェッキ・ヂ・オリヴェイラ 1902 - 1976)
1964年に軍事独裁政権に移行する前の1956年~1961年、
激動の時代に国のトップにいた、ブラジル第21代大統領である。
味のある俳優 José Wilker(ジョゼ ヴィウケール)が好演。
最後に、声を大にして言いたい。
停電すんなー!
夕べ、
いまご紹介したミニセリエ「Dalva e Herivelto」も、停電のせいで見逃してしまった。
炊飯器のご飯が生煮えになるのも困るが、
5話しかないうちの1話、これは全体の20%に相当するわけで、大損害である。
Janeiro 2010
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毎晩観ている GLOBO-TV 夜9時台のノヴェーラのあと、
Mini Série(ミニ・セリエ=ミニシリーズ)を放送している。
ミニシリーズもなかなか興味深く、外せないのである。
今回のシリーズは、
ラジオ時代に活躍し、一時は夫婦でもあった歌手と作曲家の物語。
ノンフィクションである。
2010年1月4日~8日、全5話
Dalva e Herivelto ~Uma canção de amor~
ダウヴァ・イ・エリヴェウト ~ウーマ・カンサォン・ヂ・アモール~
(ダウヴァとエリヴェウト ~ある愛の歌~)
ダウヴァとは、Dalva de Oliveira
(ダウヴァ・ヂ・オリヴェイラ 1917 - 1972)
30年代から病に倒れる70年代まで活動した歌手。
「声の女王」「ラジオの女王」とも呼ばれ、
その力強くも優しい、伸びのある歌声で聴衆を魅了した。
演じるのは、Adriana Esteves(アドゥリアーナ・エステヴィス)。
エリヴェウトとは、Herivelto de Oliveira Martins
(エリヴェウト・ヂ・オリヴェイラ・マルチンス 1912 - 1992)
30年代から80年代にかけて、数々の名曲を生み出した作曲家、歌手。
演じるのは、Fábio Assunção(ファビオ アスンサォン)。
ダウヴァとエリヴェウトは夫婦でもあった。
歌手・作曲家である Pery Ribeiro(ペリ・ヒベイロ)と 、
Ubiratan de Oliveira Martins(ウビラタン・ヂ・オリヴェイラ・マルチンス)は、
ダウヴァとエリヴェウトのご子息たちである。
ま~マメと言いましょうか、次から次へと浮気をするエリヴェウト、
ついに浮気相手のスチュワーデスと本気になり、
ダウヴァと別れて家庭を築く。
ダウヴァが、亡くなる前の病室のベッドで過去を回想する形で進む物語。
今晩の第5話最終回が楽しみである。
ちなみに、エリヴェウトを演じている俳優ファビオ・アスンサォンは、
ドラッグ依存症で、一昨年の6時台のドラマ撮影中に仕事のできない状態となり、
彼の演じていた劇中の男は、
主役級にも関わらず、『行方不明』という話の展開になった。
しばらく入院治療していたが、
このミニセリエが彼の復活第一弾として注目を集めている。
年明けに放送されるミニセリエは、実在の人物を取り上げることが多い。
ドラマなので脚色もあるだろうし、すべて事実とは限らないが、
ブラジルの歴史をあまり知らないわたくしにとって、なにかと興味深い内容が多い。
記憶に新しいところでは、
昨年の年明けに放送された、全9話からなる、
Maysa ~Quando Fala o Coração~
マイーザ ~クァンド・ファラ・オ・コラサォン~
(マイーザ ~こころが語るとき~)
マイーザは、MPB(ブラジルポピュラー音楽)好きの方はご存知であろう。
Maysa Matarazzo(マイーザ・マタラッツォ 1936 - 1977)
50年代から40歳の若さで亡くなるまで活躍した歌手。
夫は、ブラジルの有名な大富豪マタラッツォ一族の一人。
ご子息の一人は現在、ノヴェーラの監督。
このミニセリエではマタラッツォ一族が何人か、役者としても登場している。
マイーザ役に抜擢された舞台女優の Larissa Maciel(ラリッサ・マスィエウ)が
好演したことも話題になった。
まだ現在ほど女性が自由でなかった時代の女性の生き方、
音楽も含めて芸術、という観点から観てもとても面白かったのは、
2004 1月から3月にかけて、
São Paulo市誕生450年を記念して放送された、全54話の、
Um Só Coração
ウン・ソ・コラサォン
(たったひとつの心)
モダンアートをこよなく愛し、アートコレクターとしても有名で、
その当時の前衛芸術家たちのサロンの中心にいた女性、
Yolanda Penteado(イオランダ・ペンテアード 1903 - 1983)の生涯を描く。
彼女の周りにいたブラジルモダンアートの巨匠たちや、
Alberto Santos Dumont
(アウベルト・サントス・ドゥモン 1873 - 1932
「飛行機の父」と言われ、ブラジルではライト兄弟ではなく、
飛行第一号はサントス・ドゥモンであると、学校でも教えている)
などの当時の様子をうかがい知ることができて、とても興味深かった。
時代物の得意な女優 Ana Paula Arósio(アナ・パウラ・アローズィオ)が
芯の強い女性・イオランダを熱演した。
2006年の1月から3月にかけて放送された、全47話の、
JK(ジョッタ・カー)
政治家ものであるが、これもまた面白かった。
JK(ジョッタ・カー)とは、
Juscelino Kubitschek de Oliveira
(ジュセリーノ・クビチェッキ・ヂ・オリヴェイラ 1902 - 1976)
1964年に軍事独裁政権に移行する前の1956年~1961年、
激動の時代に国のトップにいた、ブラジル第21代大統領である。
味のある俳優 José Wilker(ジョゼ ヴィウケール)が好演。
最後に、声を大にして言いたい。
停電すんなー!
夕べ、
いまご紹介したミニセリエ「Dalva e Herivelto」も、停電のせいで見逃してしまった。
炊飯器のご飯が生煮えになるのも困るが、
5話しかないうちの1話、これは全体の20%に相当するわけで、大損害である。
Janeiro 2010
principal ホーム >>> introdução はじめに >>> índice 索引 >>> tv・cultura テレビ・文化 >>> novela >>> ミニシリーズ Dalva e Herivelto ~ Uma canção de amor ~