| 2013年 5月 13日 |
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体罰根絶へ 中高体育担当者の研修会
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昨年度150件を超える体罰があった岡山県、その根絶へ向けて県内の体育教員を一堂に集めた研修会が開かれました。ポイントは体罰の法律上の解釈とその被害の実態です。研修会で講演したのは岡山大学法務研究科の南川和宣准教授です。体罰が原因で生徒が死亡し、教員が実刑判決を受けた事例など過去の被害の実態が詳しく紹介されました。研修会は県教委が毎年、開いていますが今年のテーマの1つは体罰の根絶です。県内の公立学校で昨年度、153件の体罰があったからです。児童の顔をつねったり、頬を平手で叩く、部活動中、足にボールをぶつけるなどの行為で、特に中学校は最も多く83件ありました。研修を受けたのは県内全ての公立の中学校や高校の体育教員など約200人で体罰は違法行為であり正当化の余地は全くないことを改めて確認しました。県教委では今年度、実際にあった体罰の事例集を作り、体罰根絶の取り組みを進める方針です。
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倉敷警察署非常勤職員 公務執行妨害で逮捕
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倉敷警察署の交番に勤務する非常勤職員の男が警察の飲酒測定を拒否し測定器具を壊したとして公務執行妨害の疑いで12日夜、現行犯逮捕されました。逮捕されたのは倉敷駅前交番に勤務する交番相談員、松本秀喜容疑者(60)です。警察によりますと松本容疑者は12日午後10時55分頃総社警察署で飲酒測定を求められた際飲酒検知管を手で折って測定を拒否し警察官の職務の執行を妨害した疑いです。松本容疑者はその少し前酔った状態で総社市内の飲食店に行き、男性会社員(28)と口論になり男性を殴ったとして任意で話を聞かれていました。警察の調べに対し松本容疑者は容疑を否認していて警察は男性への暴行の疑いでも調べています。松本容疑者は今年3月まで玉島警察署地域課の巡査部長で、定年後の先月からは倉敷駅前交番で道案内などを担当していました。
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浜田知事会見 高松・成田便への期待
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香川県の浜田知事は定例会見で春秋航空が高松‐成田便の就航を検討しているという報道について「路線を検討してもらっているのはありがたい」と新規路線の就航への期待感を示しました。香川県は900万人を擁する北関東エリアと高松を結ぶ成田線は新たなビジネスの拡大につながるとしてこれまでも航空各社に就航を働きかけてきました。成田線をめぐっては、格安航空会社ジェットスタージャパンが松山空港との間で来月から四国初の定期便を運航させる予定で県ではひき続き情報収集や航空会社への働きかけを行い、路線就航につなげたいとしています。一方、利用が低迷する上海便については「団体客が減っている中個人の客は増えており、この路線が次第に定着してきた証拠」とし、ソウル便については韓国のテレビで番組を放送するなどして香川への旅行客誘致につなげたいと話しました。
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ゴーヤで壁面緑化
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緑のカーテンで暑さを和らげようと13日、総社市役所で新人職員がゴーヤの苗を植え付けました。総社市は5年前から夏のエコ作戦として市庁舎の南側の壁をゴーヤで緑化する事業を行っています。片岡聡一市長と新人職員10人がゴーヤの苗67株を植えました。市ではCO2削減による温暖化防止や夏の節電対策として緑のカーテンを市民に広く呼びかけています。ゴーヤは7月中旬頃には庁舎の3階まで伸び高さ9メートルの緑のカーテンができるということです。収穫したゴーヤは市内の小中学校や市民に無料で配られるということです。
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