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【プロ野球】

和田監督は糸井を警戒 交流戦勝ち越しへまず初戦取る

2013年5月14日 紙面から

 阪神・和田豊監督(50)が13日、交流戦開幕戦のオリックス戦(甲子園)に向けて『糸井警戒警報』を発令した。昨年の開幕戦、5月16日の日本ハム戦(同)で、スタンリッジが糸井にバックスクリーンに先頭打者ホームランをたたき込まれて黒星スタート。虎将は1年たってもその衝撃を忘れていない。

 「あれは度肝を抜かれたというか。統一球になってセ・リーグで左バッターで浜風を突いて放り込む選手はいなかった。それが交流戦に入って、よーいドンでいかれて。ワーッというのはあった。最初から5連敗? それ(糸井の先頭打者弾)を引きずって警戒しすぎた」。

 パ・リーグの打者の恐ろしさを必要以上に意識したのか、開幕から5連敗。貯金2で入った交流戦は結局9勝12敗3分けに終わり、勢いに乗れなかった。そんな因縁の糸井がオリックスの一員となって、再び交流戦の初戦でぶつかる。「打つだけじゃない。すべてにおいて一流だからね」と和田監督。足を故障しておりスタメン出場は微妙だが、要注意人物なのは変わらない。

 3年連続で交流戦開幕投手を務めるスタンリッジも、糸井について問われ「すごい自分に悪い出来事が起きたことを思い出させてくれてありがとう(笑)。アウトにとりたい」とキッパリ。ペナント争いで好位置につけるため、5年ぶりの交流戦勝ち越しが至上命令。まずは初戦を取る。 (中谷秀樹)

 

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