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【プロ野球】

きょうから交流戦 杉内、単独最多勝だ

2013年5月14日 紙面から

キャッチボールで調整する杉内=川崎市のジャイアンツ球場で(臼杵秀之撮影)

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 「日本生命セ・パ交流戦」が14日に開幕。6月16日まで各チーム24試合(各カード4試合)の144試合が予定されており、優勝チームには5000万円、最優秀選手には200万円の賞金が贈られる。セ・リーグで首位を走る巨人は東京ドームでパ・リーグ首位のロッテと対戦。交流戦最多の23勝目を狙う杉内俊哉投手(32)が先発する。

 交流戦男がV2へ先陣を切る。杉内が『交流戦最多勝男』になることを宣言した。交流戦ではソフトバンクで同僚だった和田(現オリオールズ)と並ぶトップタイの22勝(8敗)を挙げている左腕。パ・リーグ首位を走るロッテを倒し、単独トップに躍り出る。

 この日は川崎市のジャイアンツ球場で全体練習に参加。キャッチボールやダッシュなど通常のメニューで体を動かした杉内は自信たっぷりに語った。「(交流戦は)勝ってますからね。自信を持って投げたい」。昨年も5月30日の楽天戦(東京ドーム)で自身初のノーヒットノーランを達成するなど4勝1敗、防御率1・76の成績を残し、巨人の交流戦初優勝に大きく貢献した。さらに、入団当初から『ミスターメイ』の異名を取る左腕は5月の通算成績が28勝9敗。好調ロッテ打線については「狙い球を絞って、ヤマをはってくる打線というイメージ。今年は1位だし、淡泊なところも消えているかもしれない」と警戒感を強めた杉内だが、大好きな季節だけに、不安なく臨めるはずだ。

 チームにとっても交流戦2連覇に向けた大事な初戦。川口投手総合コーチも「状態も良いし、彼が先陣を切ってがんばってくれるでしょう」と全幅の信頼を持って送り出す左腕が、堂々と開幕のマウンドに立つ。 (臼杵秀之)

 

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