首相 歴史認識理解されるよう発信強化5月13日 19時18分
安倍総理大臣は、参議院予算委員会で、アメリカ議会調査局が取りまとめた報告書で、安倍総理大臣の歴史認識に対する懸念が示されたことについて「考え方が十分に理解されていないことは残念だ」と述べたうえで、歴史認識が正しく理解されるよう、情報発信を強化する考えを示しました。
アメリカ議会調査局は、「安倍総理大臣は日米同盟の力強い支持者ではあるが、一方で、歴史問題への対応しだいではアメリカの国益が損なわれる可能性があり、安倍政権が外交面でうまくかじ取りをやっていけるかが問われている」などとした報告書をまとめました。
これについて、安倍総理大臣は参議院予算委員会で、「アメリカ議会の公式見解を示したものではないので、政府として内容にコメントすることは差し控えたいが、わが国の考え方が十分に理解されていないことは残念だ。正しく理解されるよう、積極的な情報収集や発信に努めていく」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、「間違いならば訂正を求めるべきだ」と指摘されたのに対し、「間違いであるわけだから、そのつどしっかりと訂正を求め、こちらの意見を伝えていくのは大切な姿勢だ。広報体制をしっかりと強化していきたい」と述べ、歴史認識が正しく理解されるよう、情報発信を強化する考えを示しました。
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