CB *
     2013/5/13
 
 
 

勝つには、ビッドして、プレイして、メイクする

 
ここで紹介するハンドは、今年4月に横浜で開催された Yeh Brothers Cup の Consolation Swiss Board 16 です。 このボードはコントラクトがいろいろで、North のHコントラクトは16テーブル中僅かに6テーブルでした。 また、プレイとディフェンスも興味深いハンドで、 4Hは上手なプレイでメイクですが、 4メイクしたのは6テーブル中半分の3人でした。

 
ビディング: まずビディングですが、2番手の North がオープンするかどうかです。

North
S 2
H A J 10 5 4
D Q J 10 6
C J 7 3

10HCP 未満のハンドで1の台のオープンすることを好ましく思わない人がいますが 、良いハンドの型の 9HCP なので、QJ10とJ10を評価して、個人的にはオープンしたいハンドです。 パートナがゲーム興味のとき、成功率の良くないゲームに達する危険がありますが、 メリットが多々あるので、長い目で見ると良い結果を得られる頻度が多いと思います。 実際、このハンドで1Hオープンしなければ、Hゲームを逃します。、

North が1Hオープンすると、次のような展開が予想されます。

West
Pass
3S
All Pass
North
1H
Pass
East
1S
Pass
South
2S
4H

North が1HオープンしないとHフィットを見つけ損ない、 Cコントラクトになったり、 EWにSコントラクトを取られる事になります。

以降、North のHコントラクトのプレイとディフェンスです。

 
オープニングリード: East のほとんどがCKリードで、メイク・ダウンを分けるものではありませんでした。

EW Vul
Dealer West
S 2
H A J 10 5 4
D Q J 10 6
C J 7 3
 
S K 10 9 5
H K 6 2
D 8 7 4
C 9 8 6
NEWS S A J 7 6 4 3
H Q 7
D 5 3 2
C K Q
S Q 8
H 9 8 3
D A K 9
C A 10 5 4 2
 

2013 Yeh Brothers Consolation Swiss Board 16

East のオープニングリードは、6中5テーブルでCK、 1テーブルでD5でした。 サイドスーツのKQダブルトンからのリードは成功率の良いリードです。

 
プレイとディフェンス: North が取ったトリック数は、10と9に分かれました。

デクレアラ(North)は、切札HのKQが分かれていることを期待して、 Hフィネスを2回試みると思われます。 実際のHの分かれは期待通りですから、 HSCそれぞれ1敗して、 10トリック取れそうです。

まず、4Hダウンしたデクレアラのプレイです。

オープニングリードCKをダミー(South)のAで勝ち、 2トリック目にHフィネスをすると、East がQで勝ちます。 East はダウンとるディフェンスを考えますが、有望なのはCラフです。 そこで、East はCQを取ってから、S7を出します。 West はSKで勝ち、Cを返すと、East がラフして1ダウンです。

4メイクしたデクレアラのプレイはつぎのとおりです。

上手なデクレアラは、CKのオープニングリードから上記のような危険を予測して、 何か対策がないか考えます。 このような場合の定石は、ディフェンスのSでのコミュニケーションを断つべく、 先にSを負けて、Sラフできるようにしておくのです。

従って、2トリック目にSを出して負けます。 その後は、計画通りのプレイで簡単に10トリック勝てます。

 
 
 
 
spacer gif
inserted by FC2 system