3月1日(木曜日) 曇り
BDでミュージカル、Love Never Diesを見てみた。ロンドンで見た時は劇場の造りが悪すぎて、舞台の半分は見えなかったし、字幕も無いので、詳しいストーリーが分からなかったこともあり、音楽はいいけど、全体的な出来には満足しなかった。この映像作品なら舞台のすべては見えるし、日本語字幕でストーリーもばっちり分かるだろうと期待していた。そしてその期待は裏切られることはなかった。
このミュージカルのベースとなっているのはオペラ座の怪人の続編とされる(作者は違う)「マンハッタンの怪人」という小説である。この中で、あまりに不自然だろうと思われるいくつかの設定を変えて、ファントム、クリスティーヌ、ラウル、メグ、マダムの5人に絞ってストーリーを展開させている。もともとベースとなった小説の評判が良くないため、このミュージカルも賛否両論というより、否のほうが多い。特にオペラ座の怪人に異常な思い入れを持っている夢見る乙女にとって、あまりに俗世間的な設定は許せないものなのかも知れない。しかし、僕はデビッド・フィンチャーの「パニックルーム」が駄作と言われながらも好きなように、このLove Never Diesも好きになった。音楽は2つくらいの旋律が終始流れているので、使い回しの倹約作曲と揶揄されるむきもあるが、やはり甘美な美しさは腐っても鯛である。
3月2日(金曜日) 曇り
2月8日に行われたバレンタイン・ギター・ライブの録音音声と動画の編集が終わって、ようやくYoutubeにアップロードができるようになった。今年はiPadとの二重奏のほうをお届け。ギター二重奏のセカンドパートをあらかじめ動画として作ってiPadに入れ、その音声をエムズシステムの波動スピーカーで流しながら弾いている。実はiPadの動画では僕が普段着で指揮をしている。画面の様子は角度の関係でそこまでは見えない。何かが動いているのが確認できるだけ(^^;。アップロードした曲はエリッククラプトンのいとしのレイラ、クイーンのボヘミアン・ラプソディ、伝説のチャンピオン、キラー・クイーンの4曲。曲名をクリックしてもYoutubeの画面にジャンプする他、左のYoutubeのバナーからも専用画面にジャンプし、そこからYoutubeのサイトへ行けます。
3月3日(土曜日) 曇り
お袋とスビルバーグの話題作「戦火の馬」を有楽町で見てきた。「タイタンの冒険」が今ひとつだったので、多少の心配はあったのだが、この作品は素晴らしい。とにかくどのシーンを切り取っても美しい絵画のようだ。イギリスのダートムーアという場所で撮影されたらしい。素晴らしい田園風景。こんな所で暮らしたらストレスなんか無いだろうと思う。西部劇や乗馬、競馬などで馬という姿が格好良いと思っている人だったら、グングンと馬のジョーイに感情移入してしまうだろう。第一次世界大戦の白兵戦の描写も生々しい。自分が本当に戦地にいるような恐怖感がある。あんな所に突撃していって生きて帰ってこられるわけないじゃん!と思ってしまう。でも残虐的なシーンはほとんど無いのでその手が苦手な人でも心配はない。ストーリーも波瀾万丈ながら、最終的には予定調和に終わるが、だからこそデートムービーとしても最適だろう。万人にお勧めできる。
3月4日(日曜日) 曇り
第75回目のUSTを行う。お題は「オペラ座の怪人からラブ・ネバー・ダイズは生まれるか」。劇団四季の「オペラ座の怪人」とBDでオーストラリア公演の「ラブ・ネバー・ダイズ」を見た感想など。録画視聴はこちらからどうぞ。
また、2月8日に行われたバレンタイン・ギター・ライブの収録からiPadとのギター二重奏を3曲、追加でYoutubeにアップロードしました。レッド・ツェッペリンの天国への階段、キッスのハード・ラック・ウーマン、ベスの3曲。
3月5日(月曜日) 雨
かなり強い雨が降る中、映画を見るために渋谷から銀座へと移動する。まず渋谷の文化村では「フラメンコ フラメンコ」の2回目を見る。悪天候の初回だというのに思ったより客席は埋まっている。しかしながら終演後の自分の真後ろの人達の会話が聞こえる範囲で思うに、何のストーリー展開もないこういう映画だって知っていて見に来ているのかなという心配をしてしまう。
渋谷のフレッシュネスバーガーでランチを取ってから銀座に移動。スバル座でAlways三丁目の夕日'64の2回目を2Dで見た。スバル座がどこにあるかを勘違いしており、最初はTOHOシネマ有楽座に来てしまった。あれ、三丁目の夕日の看板が無いぞと思い、間違いに気がついて移動した先はTOHOシネマズシャンテ。違う違う、あれ?スバル座ってどこだっけか。あっちかと思って目指そうとしたのはスカラ座。どうにもスバル座の場所が思い出せない。iPhoneのマップで見てようやく分かった。ビックカメラの真ん前のビルだったのね。三丁目の夕日'64はやっぱり脚本がよく出来ている。1回目と同じ所でやはり泣いてしまうな。
3月6日(火曜日) 曇
2ヶ月に一度の糖尿病検診の日。東京女子医大に行って順番を待つ。ところが予約時間(9時30分から10時まで)を過ぎても自分の番号は呼ばれない。変だなと思ったが案内のディスプレイには「診察の順番が前後することがありますが、ご了承ください」と出たりしているので、たまたま自分の検査結果が出るのが遅いのかなと思っていた。予約時間をすぎて10時10分くらいになって、看護師のおねちゃんが僕の番号を呼ぶ。「先ほどお呼びしたけれど、いらっしゃらなかったようですね」だと。何を言ってるんだって。ずっとここに座って案内のディスプレイを見てたよ。「お手洗いに行かれたりしましたから?」と聞くので、そんなことはない。ずっとここでディスプレイを見てたと言っても、「そうですか」と言って謝ってくれようとはしない。ちょっとムッとする。たまたまこの日はそんなに急いでいたわけじゃないからいいけど。
夜は実家の姉が北海道で買ってきてくれたみんなの白くまロールケーキを食べる。お〜、ロールケーキだけど、レアチーズ!
3月7日(水曜日) 曇
この1週間ほど、WiiでドラゴンクストのIII(スーパーファミコン版)をプレイしている。すでに虹のしずくをゲットして、後はゾーマを倒すのみ!それにしてもいつプレイしてもドラクエは面白い。
すでに8日になってから発生した出来事。新しいiPadが発表され、iOSの5.1がリリースされた。さっそくiPhoneにインストールしてみると、Siriが日本語化している。音声はいままでのロボット音声ではあるものの、かなり賢いので使えるな。きっと数年先にはもっと自然な発声方法になっているんじゃないかと期待。
3月8日(木曜日) 曇
2月の半ばにメンテナンスに出していたアルカンヘルを受け取りにギター専門店のメディアカームに行く。ちょうど、渡辺範彦師匠のCD&DVDも入荷していたので購入。さっそく見てみた。1987年のコンサートの模様を収めたもので、正式なビデオ作品ではなく、民生用のカメラによる固定記録映像。惜しいことにカメラが正面なのでギターの目の前にあるマイクがじゃまで右手の弾弦の様子が見づらい。ズームもこの写真が最大で、プログラム最後のアストリアスの時にこのくらい近寄ってくれた。残りの大半はもっと引いた構図だった。
収録された音もレコーディング用のマイクをエンジニアがベストポイントに設置したものではないため、“それなり”の音ではあるが、師匠の美音はよくわかる。
とにかくこの映像から伝わってくるのは「気迫」「気合い」「修行」などの言葉だ。まるでギターと格闘しているよう。それにしてもこのビデオ映像を発売してもらって良かった。動いている師匠の様子を見て、たまらなくお会いしたくなった。今再会できればどんな話をするだろう。
3月9日(金曜日) 曇
1月に鰹節削り器を買ったものの、どうにも具合が良くない。もう2ヶ月近く経つというのにプロのカンナのようにならないのだ。気になるので削り器と鰹節を持ってアメ横の伊勢音さんに持って行ってみる。すると、とんでもない事実が判明した。「お客さん、これ、逆側を削ってますね」。ええ〜、知らんかった知らんかった。恥ずかしい。だって湾曲している側を削るものだとばっかり思ってた。職人さんが反対側を削ると、確かに素晴らしく削れる。ついでに刃を研いで調整してもらった。
その他、来年のバレンタイン・ギター・ライブ用にベストを1着購入して昼食。多慶屋の先にある魚がし日本一でお寿司をいただく。
3月10日(土曜日) 雨
楽譜ソフトのFinale 2012が我が家に届いた。このバージョン、風の噂ではかなりの労力がかけられたものらしい。はてさて、どんな感じなのかはインストールしてまたUSTで話そうかな。
夕食は1週間に1度の晩餐。ピザダーノでカルピビザを注文する。金額が2500円以上になれば、クーポンでじゃがいもか、テリヤキチキン、もしくはコーラをサービスとある。そこで初めてトッピングにダブルチーズを追加してみた。選んだクーポンはテリヤキチキン。でも食べ始めてみたらかなりカロリー過多であることに気がつき、チキンは冷蔵庫に入れて翌朝まで保存。最近は暴飲暴食ってぜったいにしなくなってきた。歳かねえ?
今夜(11日の日曜日)は10時よりUSTあります。お題はもちろんSiri日本語版とGarageBandのバージョンアップ!
3月11日(日曜日) 晴れ
震災からちょうど1年、今年の3月11日がやってきた。都内の取材なのだろうか、板橋区にいてもヘリコプターの音が大きく響く。1年前の東京もたしか晴れていたはずだ。そして東北では雪が舞っていた。
夜は第76回目のUST生放送を行った。お題はもちろん「新型iPadとGarageBandの機能強化!」。日本語版Siriも、着信音を作る方法などを紹介している。録画視聴はこちらからどうぞ。
3月12日(月曜日) 晴れ
朝のウォーキングは4〜5通りくらいのコースがあるが、この日は梅が咲いている場所を選んで歩いてみた。満開までもう少しかな。青空のバックが気持ちいい。
仕事は今後、レパートリーにしたい楽曲のギターソロ・アレンジを行っている。2月の新潟旅行の時は「犬神家の一族」の「愛のバラード」を作っていたが、今はアンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲した「Love Never Dies」。最初に聴いた時からいい曲だなと思って、絶対にギターソロにして弾こうと思っていた曲。彼の名曲をアレンジしていると、作曲家の友人の言葉が気になってくる。「メロディの基本は順次進行だよ」。そうだろうか? 確かに昨今のJpopの無意味な跳躍はどうかと思うが、ポピュラーにおいて、分散和音的に跳躍するのは美しく聞こえるんだが。
3月13日(火曜日) 晴れ
銀座、秋葉原コースでショッピング。アップルストア銀座では、新しいiPadに備えてネイビー色のスマートカバーを購入。いろいろ試したけど、この純正カバーが一番使いやすいと感じた。昼食は有楽町駅高架下にあるビート・ダイナーというハンバーガーショップでテリヤキバーガーを食べる。120gのビーフがとても美味しい。このお店はお水にもひと工夫してあり、フライドポテトも他店とは違う。是非発展していってほしいと思うお店。
秋葉原に移動し、ヨドバシアキバで新しいiPhoneのケースを購入。透明のセミハードケースを使っていたのだが、何度か落としたらケースが数カ所割れていたのを発見して今度は見開きでカバーするタイプのケースに変更。その他もBluetooth対応のヘッドセットを購入してみた。これからいろいろと検証してみるつもり。写真は最後に立ち寄った実家でもらった洋菓子。オレンジの味が珈琲とマッチすること!
3月14日(水曜日) 晴れ
昨日、ヨドバシアキバで購入したiPhoneの横開きケース。このネイビーという色はなかなかカメラは苦手だ。特に前モデルのiPhone4だと本当の色が出ない。4SでもAdobe Photoshopで修正してなんとか近い色になった。見開きは電話を受けるときに面倒かなと心配したけど、今のところは大丈夫かな。
夜はギターアンサンブル・アルマの練習。終了して片付けようとしたその時、地震警報が鳴った。震源地は千葉の銚子の近く。この音が心臓に悪いという人がいるけど、音としてはそこまで嫌悪感を抱く音ではない。この音が鳴ると地震が来るという刷り込みでそう感じるようになったんだろうな。
3月15日(木曜日) 晴れ時々曇り
西新宿の串焼き「八起」という居酒屋で高校時代の友人と飲む。このお店は昔よく利用したお店だが、相変わらず繁盛している。お運びさんは若くて元気な若い女性。ただし日本人は少ないみたいだ。
このお店は安いのに料理の量がとっても多い。ポテトサラダなんててんこ盛り。キクラゲの卵炒めは味が濃いめだけど、やっぱり旨い。それにしても、居酒屋という超賑やかなお店だと、さすがにSiriは誤変換が増えるなぁ。
3月16日(金曜日) 曇り
ついに新型iPad発売日が来た。今回は僕はWiFi版を選んだのでネットのアップルストアで注文。リアル店舗では午前8時に販売開始している。我が家に届いたのは10時15分くらいだった。もともと白い化粧箱をさらにまた段ボール箱に入れて送るというのは知っていたが、よく見てみると、専用の保護材が使われている。そうか、かなりの数だしそうなるよな。果たしてレティナ・ディスプレイの効果はどうだったのか。捜査官、もとい、操作感はどうなのか。それは明日のUSTで全部話します。
夜は旧Finaleユーザーズクラブの集まりで池袋へ行く。すでに僕は会長を辞めているし、勉強会という集まりではなくなっている。午後7時の喫茶店ルノアールでFinaleの質問をするというより、9時から始まる二次会(飲み会)に来て、なんとなく音楽の話で盛り上がるという、なんだかわからない集まりと化している。個人的にはもっと、趣旨がはっきりしている同好会が好きだ。運営は難しいけど。
3月17日(土曜日) 雨
新型iPadが届いて1日。前機種よりも活用している。それはやはりレティナ・ディスプレイの影響だ。だってMacの画面の解像度よりも細かいんだから、文字が綺麗なんだよね。あと、希望はsafariでのフォントの貧弱性かな。日本語がヒラギノゴシックなのに、欧文がTimes系で表示されて、チグハグ。ゴシック体と明朝体が混在してしまっているから。もちろん将来はフォントも増えて綺麗に表示されるようにはなると思う。しばらくの我慢。
本日(18日の日曜日)はUSTあります。お題はもちろん新型iPadについて。10時スタートです。
3月18日(日曜日) 曇り
Facebookから情報を得て、リドリースコットが監督した「プロメテウス」(エイリアンの続編)の予告編をiPadで見た。めっちゃ綺麗! 今やYoutubeでこんな動画が見られる時代になったんだなあ。
夜はUSTの77回目を配信。前半、録画スイッチを押すのを忘れていたので、録画は途中からになってしまった。申し訳ないです。視聴はこちらからどうぞ。
3月19日(月曜日) 晴れ
現在、「シャーロックホームズ シャドウゲーム」(ガイ・リッチー監督のシリーズ2作目)が公開されている。今週見に行こうと思っているのだが、まだ2010年公開の1作目を見ていなかった。レンタルBDで見てみたのだが、これが実に面白い! なんで映画館で見なかったのかと後悔している。頭脳明晰だが格闘技も強いシャーロックホームズと、同じく腕っ節も強いワトソンのコンビ。とにかく、ビクトリア調時代のロンドンが素晴らしい。CGも完璧、謎解きもバッチリでモヤモヤが残らず。音楽はハンス・ジマー。思わずBD購入決定した。映画の噂サイトによると、このシリーズは3作目の制作も決まったとか。
夜は尚美学園大学の実技レッスンを担当した卒業生との飲み会。場所は板橋駅前のさくら水産。海外旅行から帰ってきた学生の土産話中心に4時間にわたって楽しいお酒を飲む。
3月20日(火曜日) 晴れ
昨日に引き続きレンタルDVDを見る。現在公開中のデビッド・フィンチャー監督の「ドラゴンタトゥーの女」のスウェーデン版「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」だ。これはどっちもどっちだが、デビッド・フィンチャーのファンの僕でもスウェーデン版に軍配を上げるかも知れない。スウェーデン版の監督はニールス・アルデン・オプレヴという人。映像はデビッド・フィンチャー版のほうが美しいのだが、掘り下げの深さ、ラストの後味の良さはオプレヴ版のほうが良い。ただ、本当に暗い話だし、15歳未満は見られない内容であることはどちらも同じ。
今週はまとめて映画をみることになりそう。21日はTIME、22日はヒュウーゴの不思議な発明とシャーロックホームズ・シャドウゲーム。どれも外さないはずなんだ。
3月21日(水曜日) 晴れ
神保町、秋葉原をまわり、夕方はお袋と合流して有楽町で映画「TIME」を見る。昼食は神保町のスマトラカレーというお店に入ってみた。前にテレビでも紹介していたので気になっていたお店。オーダーしたのはチキンカレー。このお店はすべてのカレーにコーンスープが無料で付くようだ。運ばれてきたライスとカップに盛ってあるカレーを見てびっくり。ライスは通常の1.5倍くらいある。このお店は普通盛りでも大盛り感覚が楽しめるんだ。僕はカロリーを決めて食べているので、いくらなんでも多すぎ。それに、このライスが歯ごたえが変?なのだ。まるでお湯で戻したカップライスを食べているような感覚。ご飯は3分の1くらい残す。カレーのほうもカップに並々注がれてきた。カレーのほうはほとんど味がしないと感じる。塩味も薄いし、スパイスの風味、コクも、すべてが弱いような。でも常連客もいるようだ。僕の舌がおかしいのかなぁ。
秋葉原では高倍率ズームレンズを装着した一眼レフを仕舞える最小サイズのキャリアバッグを購入。
有楽町で見た映画の「TIME」は不老不死と資本主義の差別を題材にしたSF作品。時間(金)がありあまったら堕落するだけ。それを時間持ち(金持ち)はほとんど自覚していない。人生は限られている。終わりがあるから走るのだ。限られた人生の時間を最大限に使えというメッセージの映画。ラストの持って行き方が少々物足りないが、発想が斬新で面白かった。
3月22日(木曜日) 曇り
映画を2本、梯子で見てきた。朝に有楽座で「ヒューゴの不思議な発明」を鑑賞。なるべく情報を入れずに見ようと思っていたので、数回見た予告編と邦題だけの知識しか持っていなかった。だからこの映画はヒューゴという人がゼンマイ仕掛けのアンドロイドを直すことによって魔法が生まれ、めくるめく体験をするファンタジーなのかと思っていた(笑)。全然違うじゃん。メリエスという特撮の神様のようなマジシャン出身の映画監督が、現在では無名になっておもちゃ屋の主人に落ちぶれている。それをヒューゴという少年が偶然明るい舞台へもう一度立たせて上げるお手伝いをするというお話。親子そろって鑑賞できるようなほのぼのムービーではあるものの、3D効果は半端じゃない。冒頭の舞い散る雪が自分のほうに降ってくるように見えるし、駅の中を何処までもヒューゴを追ってカメラが移動していくカメラワークなど、見所はたくさんだった。昼食にピザを食べてから、サイフや靴などを新調するためお買いもの。
夕方に「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」を見る。つい先日1作目に大感動したので楽しみにしていた。そしてその期待は裏切られなかった。今回は戦争を起こして莫大な富を築こうとしているモリアーティ教授との対決。展開が早く、時々ホームズの推理について行けない時がある。自宅で鑑賞していれば、少し巻き戻したりして確認するんだが、映画館ではそういうわけにはいかず。どうしてももう1回見て補完したくなる。
3Dメガネはすでに持っているので持参したのだが、またしても形状が微妙に違って、映画に合うかどうか分からないと言われる。「予告編の3D効果でご確認して、立体に見えないようでしたら新規にご購入ください」とのこと。結局は持参のメガネで大丈夫だったけど、こういうあやふやになっている部分って、なんとか統一できないものなんだろうか。
3月23日(金曜日) 曇りのち雨
三鷹の芸術文化センター・星のホールで友人の冨山氏がデビューコンサートを行ったので聴きに行く。彼は今から25年前に、神奈川のギター教室を離れなければならなくなり、その後を僕が引き継いだ時からのお付き合い。その後はお互いにMacを購入し、僕はDTMへ、彼はDTP関係のプログラミングへとクラシックギターからは少し離れていく。その後、僕は1年前に初めてのリサイタル、彼も今年正式なデビューコンサートと、なぜか境遇は似ている。彼はジストニアという持病で右手の人差し指が動かしづらいという困難を克服してのステージであり、それをカバーするという意味合いで、藤元高輝氏、クアトロ・パロスが賛助出演する。プログラムはバッハのプレリュード、メルツ、アメージング・グレース以外はすべて彼の作曲作品。
生憎の雨ではあったが、かなり来場者も多く、内容も好評だった。お互い、還暦まであと10年ほど。がんばっていこう。写真はコンサート前に三鷹のアトレにある蕎麦屋さんでいただいた天せいろ。
3月24日(土曜日) 曇り時々雨
Finaleユーザーズクラブという団体を運営していた時に大阪の友人が何人もできた。最近は年に1度の割合で大阪に旅行してその友人たちと楽しい飲み会を開いている。
今回は鶴橋駅の近くのガストに集合し、一通りFinaleや楽譜の話をし、その後、鶴橋の焼肉「大倉」へ流れる。お店に入ったのが5時40分ぐらいだというのに、かなりの混みよう。我々は3階の座敷を利用して、一人頭7000円相当の肉、野菜、キムチ、ナムルなどを食す。いや〜、旨い!若い店員さんも愛想がいい。ちょっと残念なのはタンが品切れになっていたことかな。
その後鶴橋駅の2階にある喫茶店に流れて9時頃に解散。ホテルは上本町にあるダイワ・ロイヤネットホテル。まだ出来たばかりの小綺麗なホテルだ。料金はフロント横の機械で精算するようになっているし、エレベータも部屋のカードキーを差し込まないと動かない仕組みになっている。これがなかなか慣れないのでドギマギしてしまう。
3月25日(日曜日) 晴れ
大阪滞在2日目。チェックアウトが11時なので、ゆっくり起きて8時にホテル内にあるレストラン「やよい軒」の朝食を食べようと思った。この時まで今回の宿ダイワ・ロイヤネットホテルは快適だったのだが、「やよい軒」の接客はかなりひどいものだった。多くのお客が泊まっているので混み合うにもかかわらず、店員が少なくて客をさばききれない。朝食は一部分バイキング式で、小鉢2つはお好きなお総菜をどうぞということになっているにも関わらず、小鉢がすべて使われていて用意がない。店員にそれを告げてもすぐに持ってこない。ようやく小鉢を持ってきたと思ったら、今まで待っていた人がどんどん利用して、僕が食べようとしたポテトサラダが売りきれ。「今度はサラダが無くなったよ」と店員に告げてまた待つ。店員は若い女の子でまだ見習いみたいな手際の悪さ。さすがにイライラしてしまう。このホテルはお勧めだけど、“今のところ”は朝食は他で食べたほうが早そうだ。
11時近くにチェックアウトし、地下鉄を利用して梅田駅まで移動。2日目の宿であるホテル・グランビア大阪に行く。チェックインはまだだが、荷物をすべて預かってもらい、手ぶらで大阪散策。心斎橋まで御堂筋線で行って心斎橋筋を歩く。アメリカ村で気に入ったポシェットを買ったりして、梅田方向に歩いてみる。本町は喫茶店が4〜5軒集中している所があるが、そのほとんどは閉店か休業。まるでゴーストタウンのようだ。淀屋橋まで歩くと、疲れてきたのでチェーン店の喫茶ベローチェに入って小休止。あとは御堂筋線で梅田まで戻った。
写真は途中で見かけた結婚式のカップル。黄色い旧型ビートルのオープンカーに乗っている。ナンバープレートは「いい夫婦」だろう。
夜になってなんばのお好み焼き「はつせ」にて大阪の友人と音楽談義。その後喫茶店で閉店まで話は続いた。
3月26日(月曜日) 晴れ時々曇り
大阪から京都へ移動する。ホテルは大阪と同じ系列の京都グランヴィアホテル。駅に直結しているので利便性は最高だ。
まず大きな荷物を預かってもらい、四条河原町方向に行く。ねねの小径を散策して清水寺へ。ピンクの梅が綺麗だ。昼食はゆば定食をチョイス。なおかつ、みたらし団子やら、コロッケやら、試食の八橋などを食べつつ京都を楽しんだ。
夜は三条のほうにある小料理屋で美味しい料理を楽しむ。
3月27日(火曜日) 晴れ
京都の2日目は金閣寺を訪れてみる。ここは中学生での修学旅行以来だから35年ぶりくらいだろうか。
桜は咲いていないが方々で梅が綺麗だ。天気もおだやかに晴れ渡って最高。ただし気温は東京、大阪に比べるとかなり低く肌寒い。春休みということもあってか、平日だというのに多くの人でで賑わっている。着物を着て楽しんでいる欧米人を見ると、なんとなくこちらまで嬉しくなってくるものだ。
京都の街並みは名残惜しいが、3時頃の新幹線で夕方には東京に帰還。
3月28日(水曜日) 晴れのち曇り時々雨
朝のウォーキングで公園を歩いてみると、あちこちで梅が綺麗に咲いている。いよいよ春本番だ。昨年はこの時期、あまり安心してお花見などできなかったので、今年はその分期待が高まるというもの。朝はこんなに天気が良かったのに、夕方になって急にくらい雲が覆ってきて雨が降ったが、東京板橋区ではわりとすぐにあがってくれた。夜は地域センターにてギターアンサンブル・アルマの練習。ビバルディの組曲を楽しんでいる。
3月29日(木曜日) 曇り
来年の2月に行うバレンタイン・ギター・ライブは映画音楽を特集しようと思っている。もちろん洋画のほか、邦画のほうからもたくさん取り上げたい。そんなことから、自分の思い入れが強い映画を見直している。
この日見たのは「戦国自衛隊」。もちろん千葉真一主演の昭和の作品。実は最近の若者のレビューだと、この映画はすこぶる評判が悪い。脚本が良くないだとか、余計な音楽が台無しにしているだとか。映画や音楽、文学などの芸術は万人が賞賛する作品というのはごくごくわずかであって、大なり小なり賛否両論ではある。我々昭和生まれ、昭和育ちの人間が見れば、あの時代の味を懐かしむことができるのだが、平成の若者の口にはなかなか合わないようだ。つくづく最大公約数を狙うのは難しいもの。
個人的にはこの映画は角川映画のバブル絶頂期だからこそ出来た極上のエンターテイメントだと思っている。もう完全に男の子向けにできている映画であり、女の子から見れば、何人かのイケメン俳優さんを見る以外に楽しみは見いだせないかも知れない。
とにかく見所は千葉真一と夏八木勲の目つきだ。お互いに親友を得たという喜びで生き生きと輝いている。それが、最後には親友を殺さなければならない立場になる。「野獣視すべし」という映画で、松田優作が夜汽車の中でリップ・バーン・ウインクルの話をしながら拳銃を突きつける時に、いっさい瞬きをしていないというのは、ファンの間ではよく知られた話だが、この映画でも夏八木勲は千葉真一を葬る間、一度も瞬きをしていない。なんとも言えない悲愴な目つきをしているのだ。これぞ男。
3月30日(金曜日) 曇り
昨日の日記でも紹介したが、現在、映画音楽のアレンジを進めている。そして「人間の証明」、「戦国自衛隊」など角川映画の最盛期に同時に活躍したジョー山中という人の歌声が急に気に入りだした。この人は数々の伝説を残して、昨年(2011年)の夏にすでに他界している。
3オクターブの音域を駆使した歌声は独特のものがある。iTunes Storeでも1枚だけベスト盤のようなものが発売されており、それにも収録されている「Woman-shadows of lost days」という曲が特に印象に残った。僕は収録曲の関係でアマゾンで買った「ジョー山中の世界 名選集」というアルバムで聴いた。僕がいままでに、“ながら”で聴いていたのにそれを許さず、僕の仕事の手を止めたのは、中島みゆきの「後悔」だけだったが、とうとう2曲目が現れた。「Woman-shadows of lost days」はイントロの数秒で“これは自分の好きなタイプの曲”という臭いを感じた。引き続き歌い出すボーカル。後半のハイトーンは素晴らしい。惜しい人を亡くしてしまったのだが、これからじっくりとこの人の残した作品を味わおうと思う。
3月31日(土曜日) 嵐
東京は30日からものすごい強風だったのだが、ついに31日になって雨も加わり春の嵐となった。この日は友人のジョイントコンサート「響鳴」を聴きに行く日なのだが、こういう日はコンサートは大変だろうなと心配になってしまう。夕方になって家を出る頃には風も少し収まって、雨も小降りになってきたのが救い。
コンサートの内容は前半がクラシックギターの二重奏で、後半がクラシックギターとピアノの二重奏。会場は早稲田のスコットホールといって、写真にも撮ったがまるで明智小五郎が出てくる西洋館のような感じ。響きも良い。残念なのは夜になってまた風が強くなり、ときおり窓がゴトゴトと音をたててしまうこと。まるでお化け屋敷の中にいるような感じ。響きが潤っているというのは生楽器にとっては非常に演奏しやすい。ただ弊害もある。演奏者のお話が聞き取りにくいということだ。注意して声を張り上げて話している分には大丈夫なのだが、ちょっと冗談めかしてポロロっと早口になってしまったりすると、もう何を言っているのか聞き取れなくなってしまう。これは自分のコンサートのビデオでもつねに反省する点。マイク無しでしゃべる場合にはなおさら気をつけないといけない。
演奏はとても安定しており、特にギターとピアノのデュエットはギターとピアノの音色がうまく混ざり合ってまるで1つの楽器のように聞こえて楽しむことができた。服部さん、お疲れ様でした。