デフレ克服へ財政・金融政策で連携強化したとG7で説明=麻生財務相

2013年 05月 11日 08:35 JST
 
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[アイルズベリ(英国) 10日 ロイター] 麻生太郎財務相は10日にロンドン郊外で始まった主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、デフレマインドの払しょくのために政府と日銀が連携を強化したと説明したことを明らかにした。

麻生財務相は1日目の討議終了後、記者団に対し「長引いたデフレマインドの払しょくのために財政政策と金融政策を同時に大胆に発動するということで、政府と日銀が一体となって財政・金融政策の連携を格段に強化したことを説明した」と述べた。

その上で「各国が自国経済のために(金融緩和などを)やることに対する理解は深まりつつある」と語った。

為替に関して議論したかについては「話すことはない」とし、為替について話をしないことが世界のルールと述べるにとどめた。

財務省高官はG7の午後の討議では円安についての議論はなかったと言明した。

 
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円安のマイナス影響が二極化

ドル円が節目の100円を突破したことで、原材料をはじめとする輸入価格の上昇というデメリットも意識され始めている。
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5月10日、麻生財務相はロンドン郊外で始まったG7財務相・中央銀行総裁会議で、デフレマインドの払しょくのために政府と日銀が連携を強化したと説明したことを明らかにした。写真は4月、都内で撮影(2013年 ロイター/Issei Kato)
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