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韓国 俳句を学んで文化交流5月11日 18時17分
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日本の俳句で日本と韓国の交流を深めようという催しがソウル市内で開かれ、韓国の大学生らが、日本人とともに五、七、五とことばを紡ぐ楽しさを分かち合いました。
この催しはソウル在住の日本人や韓国人などで作る俳句会が主催したもので、日本語を学んでいる韓国の大学生や、初めて俳句に挑戦する日本人が参加しました。
参加者は日本から招かれた俳人の神野紗希さんの指導で、夏の季語である「トマト」を題材に、句を作ったり、優れた句を選ぶ「選句」を体験したりしました。
韓国の女子学生の一人は、トマトを片思いする男性になぞらえ、「目が合ったしらんぷりしたバカトマト」という句をよんで入選し、「日常生活の素材で俳句を作れることがわかり、いい機会でした」と話していました。
また別の韓国の男子学生も、「日本人と一緒に参加して意味があったし、新しい経験ができました。日韓関係が悪いといっても、このような人たちがいるので、よくなると思います」と話していました。
講師を務めた神野さんは、「みなすごく日本語を勉強していました。一緒に俳句を作って、お互いによみ比べることが文化の面ではできるということだと思います」と話していました。
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