ラー
Ra
レー 

雷神
らいじん
 雷鳴と稲妻を神格化したもの。かみなりを起こす神。鬼に似た姿をして虎(とら)の皮のふんどしをしめ、輪形に連ねた太鼓を負い、手にばちを持つとされる。いかずちの神。なるかみ。

ラウェルナ
Laverna
 古代ローマの女神で、その名にちなみポルタ・ラウェルナリスと呼ばれたローマの門の近くに祭壇を有した。元来はおそらく地下界に属する存在であったと思われるが、暗黒界との結びつきから夜に悪事を働く盗人や詐欺師達の守護者とみなされるようになり、ラテン文学には専らこの資格で登場する。

ラーヴァナ
Ravana
 インド神話に登場する悪魔族ラークシャサたちの王

ラウム
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ラークシャサ
Rākşasa
 インド神話に登場する悪魔族ラークシャサたちの王

ラクシュミ
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洛神 らくしん
Luò-shén

嬪 らくひん
Luò-pín 雒(ラク):Unicode96D2
 中国神話における女神の一。洛水(黄河に注ぐ河の一つ)と伊川(いせん)が合流する辺りに住んでいた洛水の女神で、「洛神」、「妃」とも呼ばれる。伏羲の娘であり洛水を渡っているときに溺れ死に、洛水の女神になったと言われる。洛水の神になった嬪は黄河の神である河伯と結婚した。ここに太陽を射落としたことで有名な弓の名人ゲイがやってきて、河伯を弓で射て嬪を奪って結婚したという伝説がある。美しい女性だったとされており、数多くの詩人たちに歌われている。

ラシュヌ
Rashnu
 古代ペルシア神話における正義を神格化した神。死者を裁く神で、人が死ぬと善悪の行いが黄金の天秤にかけられ先の運命が定められた。判事達が決定に至るには三日三晩かかり、その間死者の魂は自分の亡骸の周りに漂い自らの人生について思い、首を長くして待つ。決定がなされると魂はチンヴァト橋へ送られる。これはアフラ・マズダの極楽へと渡っていく橋である。善き魂は麗しい女性が手を引いて渡してくれる。悪しき魂がこの橋を渡る場合、橋はあまりにも細く剃刀のように尖ることになるので、深淵へと落下する。そこには悪霊が待ち受けていて、およそ思い浮かぶ限りの苦痛を死者に与える。しかし極楽にしろ地獄にしろ、魂にとっては仮の宿りであり、復活の日までには、肉体、魂を含めた人間の全体が裁かれることは無いという。

ラッツムギカイ
 
 パラオの創世神話に見える神。男女の性は判然としない。根源神ウヘル・ア・ヤングヅにより天から下ろされたア・キム(シャコガイ)から生まれた。ラッツムギカイは海に棲んでいたが、孕んでいよいよ子供を産むときになっても女陰が無かったので産めなかった。そこでア・キムに頼んでブレーデル(外套膜)を借り、それを股間につけて、人間の祖となる女神オボハヅを産んだ。

ラツレ・ダノー
Lature Danõ
 インドネシア西部、ニアス島に住む至高神の敵。病と死をもたらすという。地下の支配者で赤と黒、闇、蛇と月に象徴される。

ラートリー
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ラハブ
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ラバルツ
Rabartu
 バビロニア神話に登場し、女の姿をして、山や沼などをさまよい歩いている。子供を盗んだり苦しめたりするので、子供は首に護符をかけてラバルツに誘拐されないようにする。

ラビス
Rabisu
 メソポタミアにおける夢魔。

ラプシヌプルクル
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ラマシュトゥ
Lamastu
ラマツ

ラマツ
Lamastu
 「ラマシュトゥ」とも呼ばれる。アッカドの女悪魔で、産褥熱や子供の病気を司る。絵画では巨大な乳房で犬と豚に乳をやり、手には巻貝と櫛を持っている。パズズの妻。

ラマッス
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 バビロニア神話で、人頭の牛の姿をした悪魔。翼を持ち、宮殿を守っているという

ラモ
Lha-mo
カーラディーヴィー

ララ
Lara
 ローマにおいてアルモ河神の娘とされるニンフ。ユピテルの浮気をユノに告げ口したことでユピテルの怒りを買い、舌を抜かれてしまったため「黙せる女」とも呼ばれる。ユピテルの息子であるメルクリウスはユピテルにララを冥界へと連れ去るように命じられたが、ララと恋してしまい二人は結ばれ、ラレスが生まれた。

ラル
Lar
ラレス

ラルヴァ
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ラレス
Lares
 ローマ神話において、メルクリウスララの子である下級神たちのこと。複数存在するのでラレスと呼ばれる。単体ではラルと呼ぶ。

ラレス・ウィアレス
Lares Viales
 ローマ神話における下級神ラレスの一人で、道路を司る神。

ラレス・コンピタレス
Lares Compitakes
 ローマ神話における下級神ラレスの一人で、四つ角を司る神。

ラレス・ファミリアレス
Lares Familiares
 ローマ神話における下級神ラレスの一人で、家と家族を司る神。

ラレス・プラエスティテス
Lares Paestites
 ローマ神話における下級神ラレスの一人で、国家を司る神。

ラレス・ペルマリニ
Lares Permarini
 ローマ神話における下級神ラレスの一人で、海路を司る神。

ラーン
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ランガル
 
ウングッド

ギ・ヌイ
ra-ngi nui
 マオリの開闢神話に見える大空の神。「宏大な大空」といった意味。世界はテ・コレ(無)から始まり、それからテ・ポ(夜)が来て、ラギ・ヌイを生んだとされる。彼は大地(パパ・ツ・ア・ヌク)と共に棲み、この二人が結婚して陸地が作られたという。軍神ツ・マタウェ、万物神タネ・マフタ、嵐と風の神タフィリ・マテア、植物神ロゴ・マ・タネ、海神タガロア、植物の神ハウミア・チケチケを生んだのは彼等で、この六柱神はマオリ神話の万物の創造に寄与する。

ラングスイル
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ランダ
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