ヨーウィー
Yowie
 オーストラリアに棲むといわれるトカゲに似た怪物の一種。犬くらいの大きさがあり、体つきはトカゲのようだが、胴体にはウロコがあり、蛇のような尾を持つ。特に奇異なのが足で、カブトムシのような節足動物に似た節を持った足が3対(6本)生えている。夜しか活動せず、人家に近づいては家畜などを襲うことがあるという。その昆虫のような足でガサゴソと不気味な音を立ててうろつき回るが、捕まえることは出来ないといわれる。

ヨツン
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黄泉津醜女
よもつしこめ
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ヨルムンガンド
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ヨワルテウクティン
Yohualteuctin
 「夜の神々」。アステカにおいて、夜の9ある時刻にそれぞれ関連した神々。またそれと関連してアステカの特定の暦日や吉凶と関連している。この9柱神の概念は、おそらく創世神話にみえる9層に分かれた地下世界と結びついていると考えられる。これに対応する「昼の神々」をトナルテウクティンといい、一部の神はどちらにも登場している。
1 火の神シウテクートリ/ウエウエテオトル
2 黒曜石、火打石の神イツトリ
3 ピルツィンテクートリトナティウ 大吉
若い太陽神ピルツィンテクートリショチピリ 大吉
4 トウモロコシの神センテオトル 大吉
5 地下世界の神ミクトランテクートリ
6 水の女神チャルチウィトリクエ
7 愛の女神トラソルテオトル
8 山の心臓テペヨロートリテスカトリポカ
9 雨の神トラロック

ヨワルテクートリ
Yohualtecuhtli
 「ヨワルトナティウ」と呼ばれることもある。字義は「夜の神」。太陽神トナティウの配偶神であり、それがゆえ「夜の太陽」である。太陽と金星が地下世界で一緒になって、宇宙的な日々のサイクルが終わると信じられていたため、双方の天体の神ともみなされている。またトシウモルピリア祭(「年を束ねる」の意で、太陽の存続を保証するための再生儀式)の重要な儀式である人身御供をはじめる際、真夜中に天頂に出現するプレアデス星団の星の一つはヨワルテクートリに見立てられた。通常、この神は暗闇や真夜中、さらに周期の終焉を象徴し、世界の方位では四方位の一つではなく、中心を司るとされていた。