2月25日に第18代大統領に就任する朴槿惠大統領当選人は12月25日、次期政府構成のための人選基準について「最も重要なのは専門性で、色々なものを考慮して判断する」と明らかにした。 クリスマスであるこの日、ソウル鍾路区昌信洞での奉仕活動を終えた後、同行記者たちから「最も重要な人選基準は何か」との質問を受け、このように表明した。 朴当選人は特に「最近公企業や公共機関に専門性がない人々を天下りで選任して送るという話がたくさん聞こえてくる。(天下り人事は)国民にも大きい負担になり、次の政府にも負担になる。そのようなことがあってはならない」と強調した。 前日に発表された当選人秘書室長・首席報道官らの人選についても「専門性が重要で、その他に色々なことを考えて行った」と説明した。 朴当選人は、秘書室長に柳一鎬セヌリ党国会議員、首席報道官に政治コラムニストの尹昶重氏を任命した。男女報道官にはセヌリ党中央選挙対策委員会報道官を務めた朴先圭元青瓦台報道官と、同じく選対委報道官だった趙允旋前国会議員を選任した。 秘書室長に任命された柳一鎬議員は、ソウル大経済学科、米ペンシルベニア大卒の経済学博士で韓国租税研究院長出身の2選議員。セヌリ党ソウル市党委員長を務める。 首席報道官に選任された尹昶重氏はKBS記者、世界日報政治部長、文化日報論説室長を歴任、保守派の政治コラムニストとして活動している。 (2013.1.1 民団新聞) |