これほどまでに祝福ムードのない結婚も珍しい。モデル・西山茉希(27)と“デキ婚”することになった大衆演劇俳優の早乙女太一(21)に猛烈な逆風が吹いている。準主役で出演予定の映画でも、早乙女に嫌悪感をあらわにする人が続出。さらに、先月、明治座で行われた公演も、チケットが投げ売り状態だったという。DV騒動やデキ婚でイメージはガタ落ちだ。
紆余曲折がありながらも、6月結婚&妊娠3か月を発表した2人だが、芸能界内部における批判的な声は強く、心から「おめでとう!」と祝福する雰囲気とは程遠い。そんな中、「100%離婚する!」と言い切った俳優がいる。自衛隊出身で“武闘派”として鳴らす今井雅之(52)だ。
東京MXテレビ生放送の情報番組「ニッポン・ダンディ」で超毒舌を炸裂させた今井。2人の10年後について、早乙女はまだ30歳そこそこだが、西山は40歳近くになる。今井は、その時に早乙女が若い女に走る可能性が高いとの見方をした。ちなみに同番組で共演した大衆演劇界の大先輩・梅沢富美男(62)も、「妊娠したから結婚する」的な、このカップルを「結婚を甘く見ている」などと厳しく批判していた。
この逆風を見返すためにも、これまで以上に早乙女は仕事に精を出さなければならないだろう。ところが、思い通りに事は進まないのではというのが大方の見方だ。早乙女への反発があまりにもすごいからだ。
いま水面下でささやかれているのが、来年公開予定の映画「クローズEXPLODE」での“ゴタゴタ”だ。同作は、人気不良漫画「クローズ」を原作とした映画「クローズZERO」(2007年)、「クローズZERO Ⅱ」(09年)の続編。「クローズ」は約25億円、「クローズⅡ」は約30億円の興行収入を記録するヒット作となった。その“ゴタゴタ”の渦中に、早乙女がいるという。
「続編を製作するにあたって、主導権を握ったのは前2作で主役を務めた小栗旬とその事務所です。少々強引とも言えるやり方に反発する人たちもおり、中でもやり玉に挙がったのが早乙女のキャスティングだと言います。ただ小栗の友達だからという理由だけで準主役に選ばれたのですが、これが『クローズ』の世界を大事にしている関係者たちから猛批判を食らいました。先月何とか製作発表はしましたが、一時、“お蔵入り”情報まで流れたくらいです」と映画関係者。
早乙女がここまで敬遠されているのも、昨年のDV騒動があったからだ。不良や男の世界を描くのに、女を殴るようなヤツはまったくもってふさわしくない、ということが理由だという。
また本業の演劇の方も、集客に苦労しているという。先月10日から27日まで東京・明治座で主演公演「神州天馬侠」に出演していた早乙女だが、「結婚でファンのメーン層である中年女性がかなり離れた。クーポン共同購入サイトで50%オフでチケットが売っているのを見たときは、あぜんとしましたよ。さすがに売り切れていましたが…。ちょっと前の早乙女ならば、考えられない事態でしょう」と芸能関係者。“流し目王子”として彗星の如く現れ、一躍人気者となった早乙女だが、その人気も風前のともしびだ。
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