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2013年5月9日(木) 東奥日報 ニュース



■ 工事徐々に本格化 作業員、千人まで戻る/大間原発

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 電源開発(Jパワー)は8日、大間町に建設を進めている大間原発の進捗(しんちょく)状況を発表した。原発の新規制基準がまだ施行されておらず、今後の工程がはっきりしないことから、工事の総合進捗率は東日本大震災前の37.6%のまま。ただ、現在は原子炉建屋やタービン建屋など主要建屋の鉄筋の組み立てなどを進めており、徐々に工事は本格化している。

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 2008年5月に着工した大間原発は、震災や東京電力福島第1原発事故の影響で、約1年半にわたり工事を中断。同社によると、ピーク時は1700人いた作業員も、中断している間は300人程度まで落ち込んだ。

 しかし、昨年10月に工事を再開して以来、作業員が少しずつ集まり、4月末時点で、ピーク時の約6割にあたる千人程度まで戻ってきたという。13年度の作業員は千人前後で推移する見通しだ。

 現在は、コンクリートの打設工事のほか、原子炉格納容器内の機器の製造などを行っているという。

 大間原発は、使用済み核燃料を再処理して製造するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を、世界で初めて全炉心で使用する商用炉。14年11月の運転開始を計画していたが、現在は「未定」となっている。

 同社の担当者は「(7月に施行する)原発の新規制基準を踏まえた細かい対応を検討し、その後、工程を精査したい」と話している。

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