上原、圧巻の３者連続三振　９試合ぶり無安打

　久々に本領を発揮した。上原浩治投手（３８）が、地元のツインズで８回に登板。中軸を圧巻の３者連続空振り三振に仕留めた。

　共同電などによると、２点リードされた場面で、３番ウィリンハムをフォークボール、４番モーノーは直球でバットに空を切らせた。さらに５番のプルーフは直球３球だけで料理してみせた。

　４日のレンジャーズ戦は１−３の８回に起用され、２失点。この日もリードされている展開での登板だったが「２点差ぐらいなら（登板が）あるという気持ちでいたのがよかった」と反省を生かして快投。最近は登板のたびに安打を許していたが、９試合ぶりに無安打に抑えた。

　ただ、好投も反撃にはつながらず、チームは３連敗。４月の勢いが止まりつつあるが、右腕は「こつこつとやっていくしかない」と前を向いた。