蹴球探訪
金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事
【芸能・社会】りえ 初日大成功、稽古わずか3日 天海降板「おのれナポレオン」2013年5月11日 紙面から
女優の天海祐希(45)が軽度の心筋梗塞のため降板し、宮沢りえ(40)が代役に決まった舞台「おのれナポレオン」(野田秀樹主演、作・演出=三谷幸喜)が10日夜、東京・池袋の東京芸術劇場で上演再開した。ナポレオンの愛人という重要な役を演じきったりえは、観客の熱いスタンディングオベーションを浴びた。 上演時間は休憩なしの2時間20分、キャストは6人のみで、セリフ量は膨大。ダンスもある。8〜9日の3公演が中止になり、稽古は10日を含めてわずか3日間だけだったが、りえはトラブルもなく、ほぼ完ぺきな芝居を見せた。 逆境もネタにした。山本耕史(36)とともに、ナポレオンに寸劇を見せる準備をしているシーン。りえが「セリフは入ってる?」と聞くと、山本は「おまえに言われたくない!」。現実とフィクションをつないだまさかのアレンジに、客席はどっと沸いた。 3回に及んだカーテンコールでは、共演者からも拍手を送られてあいさつをうながされたが、りえは照れ笑いを浮かべてやんわりと制していた。 観客も大絶賛だった。広島県から来たという女性は「天海さんのほうは見ていないが、あまりに自然で、代役という感じがしなかった。稽古が3日間だけなんて信じられない」。天海版も見た川崎市の女性は「天海さんは力強さがあり、りえさんは優しい感じ。どちらもすばらしかった」と振り返った。横浜市の女性は「アドリブも多かったと思う。6人のチームワークがバッチリでした」と目を丸くしていた。 この日は60枚の当日券をめぐり、約200人が行列。早朝から並んだ人もいたという。 残りは3公演で、12日に千秋楽を迎える。 PR情報
おすすめサイトads by adingo
|