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YU-NO
YU-NOとSteins;Gate
- 2012.02.05 (日)
- 遊戯日記
何かと比較される上記2作品。とりあえず両方やってみた。(※現段階でSteins;Gateは鈴羽、フェイリス、ルカ子、まゆりEND完了。フラグを立てられてないので紅莉栖及びトゥルーENDに行けないので最初からやり直し。ただ、アニメ・ノベル等で基本的な流れは理解しているつもり。
結論から言うと、物語としてはSteins;Gateの勝ち。伏線及びそれらの回収が素晴らしい。YU-NOはゲーム要素が非常に強いため、物語そのものを楽しむと言うよりは、良くも悪くも『攻略してます!』って感じてしまう。異世界編は1本道にもかかわらず、コマンドを色々選択しなければならないのは現在からするとかなり苦痛。当時(1996年)はそういうシステムが一般的だったのでしょうがないのかもしれません。ま、関係ないコマンドを選択した際の小ネタも割りと好きではありますが。
一方ゲームという面から見るとYU-NOの勝ち。それぞれの並列世界が絡みあうのを、プレイヤーが解きほぐしていくのは秀逸。一方シュタインズゲートは章ごと(後半は各キャラごとのシナリオ)が独立しているので、マルチシナリオのADVを1本に繋げた感がするんですよね。各章最後のDメールを送る時点では感情移入度が高まってて色々辛かったりもしますが。
そして、トゥルーENDに至ることを考えた場合、Steins;Gateは分岐条件等が意味不明なんですよねぇ。YU-NOは考えれば何が必要でどうすれば良いのかかるのですが、Steins;Gateは考えたところで、なぜそれを選ぶとそっちに行くのかが全く分からない。ぶっちゃけ理不尽なレベル。これだけはやはり残念だったかなぁ。
思い入れの点ではYU-NOですが、何れ劣らぬ名作なので甲乙付けがたいなぁ。
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