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EVE・YU-NOの菅野ひろゆき(剣乃ゆきひろ)脳梗塞で死亡‎ →株式会社アーベル代表取締役社長

菅野 ひろゆき(かんの ひろゆき)は、日本のゲームデザイナー・シナリオライター。旧名義、剣乃(けんの)ゆきひろ。東京都出身。株式会社アーベル代表取締役社長。 2011年12月19日、脳梗塞のため死去

更新日: 2011年12月26日RSS

-聖少女-さん

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XENON -夢幻の肢体-

XENON -夢幻の肢体-  

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PC-9801版:1994年12月9日発売
PC-9821/FM TOWNS版:1995年3月31日発売
Windows95版:1997年11月14日発売
[シナリオ]剣乃ゆきひろ/[原画]やさまたしやみ、野口征恒/[音楽]梅本竜

エイミーと呼ばないでっ

エイミーと呼ばないでっ  

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PC-9801版:1995年5月19日発売
PC-9821/FM TOWNS版:1995年8月11日発売
Windows95版:1996年12月20日発売
[シナリオ]野口征恒/[原画]野口征恒/[音楽]神奈江紀宏

EVE new generation X

2006年8月31日発売されたシリーズ最新作「EVE new generation」(販売元角川書店、開発元F&C)には著作権者として「シーズウェア」の名が記されている。

さらにPCへの移植版として2007年3月23日に「EVE new generation X」が18禁指定で発売された。

社  名 株式会社シャルラクプラス (Shall Luck PLUS co.,ltd)
所 在 地 〒169-0075 
東京都新宿区高田馬場4-8-4 ORAGAビル9F 
設立 2002年1月
事業内容 コンピューターソフトウェア企画・営業・販売事業
ゲームコンテンツ企画・開発コンサルタント事業
広告代理店・印刷・製造代行事業
インターネット・モバイル事業

○開発支援(コンサルタント)
メディアやフォーマットを問わずゲーム開発に関わる事柄を、さまざまな事例と実績により、予算、グラフィック、企画、音楽、音声、プログラムなど、さまざまな形で御社のゲーム開発をお手伝い致します。

<弊社が開発支援を行ったタイトル>
ぴあ雀(カクテル・ソフト):シナリオ一部・EDムービー・アニメーション発注・監修等
EVE ~new generation ~(TYRELL RAB.):EDムービー・音楽・監修・特典物制作等
あねトレっ!(たいれるPiccolo):企画・原画、シナリオ発注・プログラム・音楽・監修等


○ローカライズ(他機種移植)
PCゲーム→コンシューマゲーム機(コンシューマ→PC)など、大手パブリッシャー、各メディアフォーマット開発会社など、幅広いネットワークで、御社がお持ちのコンテンツを、更に広範囲へ展開するお手伝いを致します。

<弊社が携わったローカライズ作品>
EVE ~new generation ~(角川書店)
インタールード(インターチャネル)
Canvas2 ~虹色のスケッチ~ PS2版(角川書店)

【ワイルドにして繊細な、自称(?)超一流探偵】
AMAGI Kojiro
天城 小次郎(あまぎ こじろう)/CV:ワッショイ太郎

私立探偵。
かつては桂木探偵事務所に所属して数々の難事件を解決し、名探偵と称されていた。しかし、とある事件をキッカケに事務所を辞めざるを得なくなり、今は埠頭にある倉庫街で細々と探偵事務所を営んでいる。
デスクワークは苦手で、捜査も頭を使うというより、探偵としてのカンを頼りにする。その腕前は仕事が来ない今でも全く衰えていないという。ただし女性にはだらしがない。
「俺が引き金をひかないだろうってタカをくくってるんだとしたら、そいつは大間違いだぜ?」

小次郎のかつてのパートナー まりなの良き友人】
KATSURAGI Yayoi
桂木 弥生(かつらぎ やよい)/CV:かわしまりの

桂木探偵事務所所長。
女手ひとつで大きな事務所の屋台骨を支えている。言葉遣いは荒いが、実は寂しがりやで傷つきやすく繊細な女性。ヘビースモーカーでいつもタバコは欠かせない。小次郎とはかつて恋人同士の間柄だったが、ある事件をキッカケに別れてしまった。しかし弥生は今でも小次郎のことが……。
もう一人の主人公「まりな」とは大学時代からの親友飲み仲間。互いに夢を語り合い、まりなはCIA、弥生はFBIに入ることが目標だった。現在の住まいである高級マンション「サン・マンション」でも隣同士の関係。

【卓越した腕前を誇る女ハッカー】
HIMURO kyoko
氷室 恭子(ひむろ きょうこ)/CV:藤森ゆき奈

あまぎ探偵事務所唯一の所員。
「教育捜査機構」でエージェントとし活躍していたが、とある事件をキッカケに現探偵事務所に務める事になる。
イリーガルな手法に強く、プロテクトのかかったコンピューターに潜入するなどの高いハッキング能力を持つ、小次郎の良き補佐役。

【任務達成率99%を誇る美しきエージェント】
HOJO Marina
法条 まりな(ほうじょう まりな)/CV:風音

日本の諜報機関、内閣情報調査室(通称:内調)のエージェント。
冴える頭脳と卓越した身体能力を駆使し、これまでに数々の任務をこなしてきた。任務達成率は99%を誇り、エリート揃いの内調でも突出している。
ただし任務のためには命令無視や規律違反も辞さないという、上司にしてみればもっとも扱いにくいタイプ。
実際上層部もまりなのことをかなり問題児扱いしているらしいが、甲野本部長のことだけは信頼しているようだ。
趣味は恋愛だが男運はない。

天城 小次郎(あまぎ こじろう)
声:子安武人/ワッショイ太郎
法条 まりな(ほうじょう まりな)
声:三石琴乃/風音
桂木 弥生(かつらぎ やよい)
声:本多知恵子/かわしまりの
氷室 恭子(ひむろ きょうこ)
声:松井菜桜子/藤森ゆき奈
甲野 三郎(こうの さぶろう)
声:野沢那智/魚田明
紀瀬木 乃依(きぜき のい)
声:名塚佳織/春日アン
紀瀬木 アルト(きぜき あると)
声:名塚佳織/春日アン
ミカエル・ベルシュタイン
声:中田和宏/東慎
鐘本 美奈代(しょうもと みなよ)
声:甲斐田裕子/甲賀忍
紀瀬木 エフィ(きぜき えふぃ)
声:伊藤静/歌織
三六九(みろく)
声:生天目仁美/カンザキカナリ
紀瀬木 初海(きぜき はつみ)
声:さとうあい
小湊 龍司(こみなと りゅうじ)
声:木村拓
大隈 朋義(おおくま ともよし)
声:保村真/丸山壮史
ツユザキ マユミ
矢枝 アルト(やえだ あると)
大五郎(だいごろう)
声:大畑伸太郎/鈴村和泉

EVE burst error ‐ (PC98:1995年11月22日発売、SS:1997年1月24日発売)
EVE burst error PLUS ‐ (PS2:2003年7月24日発売)
EVE ‐ (Windows(18禁):2003年11月28日発売)
burst error-EVE the 1st ‐ (PSP:2010年3月25日発売)
EVE The Lost One ‐ (SS:1998年3月12日発売)
THE LOST ONE Last chapter of EVE ‐ (Windows:2000年6月2日発売)
ADAM THE DOUBLE FACTOR ‐ (Windows:1999年6月18日発売)
EVE The Fatal Attraction ‐ (PS:2001年9月27日発売)
EVE ZERO ‐ (PS:2000年3月30日発売)
Eve Zero ~ark of the matter~ ‐ (Windows:2000年6月23日発売)
EVE ZERO完全版The ark of the matter ‐ (DC:2001年3月22日発売)
EVE new generation ‐ (PS2:2006年8月31日発売)
EVE 〜new generation X〜 ‐ (Windows:2007年3月23日発売)
EVE雀 ‐ (Windows:2008年7月25日発売)

法条 まりな(ほうじょう まりな)

法条 まりな(ほうじょう まりな)

性別:女 職業:警視庁所属警察官(『ZERO』)→内閣情報調査室所属1級捜査官(『burst error』)→教官(『Lost One』)→内閣情報調査室所属1級捜査官(『ADAM/The Fatal Attraction』) 年齢:25歳(『the 1st』) 愛銃:ベレッタM1919(本人曰く「イクイク」) 声:岩男潤子(『burst error 』『Lost One』)/三石琴乃(『ZERO』『burst error PLUS』『EVE The Fatal Attraction』『EVE new generation』)/遠藤綾(『the 1st』)

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

姫屋ソフトを退社後、エルフの取締役に就任する。これによりシーズウェア時代は2~4ヶ月ほどしかなかった制作期間に対して、エルフでは8ヶ月もの制作期間を得る。また、プログラマを兼任する必要がなくなり、ゲームデザインやシナリオに専念できる環境を得る 。その環境の下で『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』(PC9801用、1996年12月26日発売)を開発する。

A.D.M.S(アダムス) オート分岐マッピング・システム

YU-NOが一般的なAVGと一線を画すのは、A.D.M.S(アダムス)と呼ばれるシステムを採用しているためである。これは「Auto Diverge Mapping System」の略であり、「オート分岐マッピング・システム」と訳される。

シナリオの分岐が近づくとRデバイスの「マッピング・スイッチ」が点滅し、分岐点の接近を知らせてくれる。主人公がたどった道筋は、並列世界を視覚化した「分岐マップ」に記録されてゆく。新たな道筋を発見すると効果音が鳴る。またRデバイスの動力源である「宝玉」を八つ集めることが現代編の目的となっているが、「宝玉」の位置は初めから「分岐マップ」に記されている

一度バッドエンドを迎えた後だけに、亜由美を救った時の感動はひとしお

一度バッドエンドを迎えた後だけに、亜由美を救った時の感動はひとしおである(ただし亜由美を救えなかった平行世界も厳然と存在するという事実を忘れてはならない)

「時は可逆、歴史は不可逆」

「時は可逆、歴史は不可逆」という概念を用い、この問題を解消する。両親を殺すためRデバイスを使って時間をさかのぼり、両親が出会うことになる場所へ向かったとする。本来なら、この場に自分は存在しないはずである。これは歴史の改変を意味するのだろうか? 否、歴史は不可逆、すなわち変えられないのだから自分がたどり着いた過去は、元々の過去とは異なる。時間をさかのぼることによって、「両親の出会いに自分が立ち会う」世界が生成される。元の世界とは似て非なるパラレル・ワールドである。並行(平行)世界とも言うが、「事象科学」では「並列世界」と呼び習わす。「並列世界」の「並列世界」が生成されることも、無論ありうる。

ブリンダーの木

ブリンダーの木 
事象的介入により可能性世界が爆発的に誕生してゆく様をその時間発展の様子からツリー構造に見立て、その全体を「ブリンダーの木」と呼ぶ。つまり「ブリンダーの木」を(時間的に)さかのぼると、あらゆる事象の根源すなわち宇宙の始まりにたどり着く事になる。

YU-NOの製作を「真のロールプレイングへの挑戦」と位置付ける菅野

A.D.M.Sの導入によりマルチシナリオ型AVGの攻略は容易になろうが、主人公のあずかり知らないところで分岐チャートの作成を行うと遊び手に「神の視点」が生じ、主人公と遊び手の意識が乖離することになる。YU-NOの製作を「真のロールプレイングへの挑戦」と位置付ける菅野にとって、これは深刻な問題だった。

シーズウェアに在籍していた時には実現が不可能だった先の構想

菅野は『EVE burst error』(1995年)の開発を終えると、1996年にアダルトゲーム業界の老舗と称されるエルフに移籍する。同社は優れた開発力を有しており、8ヶ月もの時間と専任のプログラマを菅野に与えた。シーズウェアに在籍していた時には実現が不可能だった先の構想が、ようやく陽の目を見ることになった。PC-98版YU-NOの開発は、こうして始まったのである。

美少女ゲームに限らずゲーム世界での衝撃的な事件

1996年、菅野はエルフに移籍する。詳しい経緯は不明だが、PC-98時代のアダルトゲーム業界を代表する両者が一堂に会すことになったのである。蛭田はYU-NOの製作を菅野に一任した上で、今後自身の作るゲームと菅野の作るゲームが交互に発売されるとの見通しを示した(「電撃王」1997年1月号)。エルフの作品はそれまでもっぱら蛭田が手掛けていたから、これはある意味、美少女ゲームに限らずゲーム世界での衝撃的な事件だった。「電撃王」は、YU-NOの製作をエルフの「新たな挑戦」「転換期」と位置付けている。

東浩紀『動物化するポストモダン』

哲学的な見地からYU-NOを高く評価する向きもある。批評家の東浩紀はいわゆるオタク文化とポストモダンの関係を論じた『動物化するポストモダン』の中で『YU-NO』を取り上げ、詳細な分析を加えている。ポストモダンとは「近代(モダン)の次(ポスト)に現れる世界」のことだが、同書は簡便のため「1970年代以降の世界」と規定している

ポストモダンの世界 データベース消費

近代の世界観は、社会の深層に存在する大きな物語によって規定されていた。これを投射モデルと呼ぶ。対し、ポストモダンの世界はデータベース・モデルによって捉えられる。深層に広がるのは今やデータベース(情報の集合)のみであり、我々の眼に映る表層的な世界(シミュラークル)はデータベースの情報を様々に解釈することで形成される。近代の世界観は一通りしか存在しないが、ポストモダンの世界観は思想や価値観の数だけ存在することになる。各作品の設定(データベース)を元に二次創作(シミュラークル)が次々と作られてゆくオタク文化の現状は、ポストモダンの特徴をよく反映しているといえる(データベース消費も参照)。

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《丸亀製麺の黒い噂》実は讃岐うどんではない。ざるうどんでカビ騒動、謝罪文が微妙
http://matome.naver.jp/odai/2136816381150361601

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