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アイデアが溢れてくる!伝説的ゲーム開発者の成功哲学

任天堂を大企業にした伝説のゲーム開発者・横井軍平。彼の有名な開発哲学「枯れた技術の水平思考」を実践すれば、アイデアがどんどん湧きあがってきます。

更新日: 2013年05月08日RSS

Nanahoshi14さん

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偉大なる開発者・横井軍平

横井軍平さんはファミコン以前からの任天堂に所属し、同社が京都の花札屋から世界に知られる大企業に躍進した功労者の一人であります。

「ウルトラハンド」を開発し大ヒット商品となって以降、「ウルトラマシン」「光線銃SP」「ゲーム&ウオッチ」「ゲームボーイ」「バーチャルボーイ」など、玩具・ゲームの世界において夢のような、そして誰も観たことのない商品を次々と世に送り出した。

横井さんの成功哲学「枯れた技術の水平思考」

GettyImages Photo by Brand X Pictures / Brand X Pictures

ゲームの開発者である横井氏の哲学に、”枯れた技術の水平思考”というものがあります。

「枯れた技術」は宝の山?

GettyImages Photo by Stockbyte / Stockbyte

「枯れた技術」とは、既に広く普及して使いこなされた技術のこと。

「すでに広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術」のことで、これを利用すると開発コストを低く抑えることができる。

低コストつまり、「枯れている」ものを利用するということで生まれる可能性は想像以上に大きいのです。

別の使い方を考える=「水平思考」

「水平思考」とは、物事を違った角度から見る考え方のことで、この場合はこれまでになかった別の使い道を考えるということ。

現在利用されているジャンルから離れ、まったく別のものに置き換えて使うことにより、新しいものを生み出す

「枯れた技術」を「水平思考」で活かせば無限にアイデアが沸いてくる!

GettyImages Photo by Ryan McVay / Lifesize

つまり、「使い古された技術」の「別の使い方」を考えるということ。

「技術というのは最先端を使うべきでない」ということです。「儲かる商品づくりには最先端はかえってマイナスになる」。

「枯れた技術の水平思考」で気楽にものを考えれば、まだまだ売れる商品が作れるのです

たとえば…「ラブテスター」の場合

男女が手をつなぐことで「愛情度」を確かめることができるという1969年の玩具。横井軍平さんが開発し、一世を風靡した伝説の玩具には、「枯れた技術の水平思考」が隠されていました。

機能や構造は嘘発見器の機能を簡易的に応用したもの

つまり、枯れた技術を用いているということ。

「検流計」という使い古されたもの(枯れた技術)から「手をつなぐ」という水平思考を経て着想した商品であると言える。

現代でも役に立つ考え方であるのは間違いない

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この横井氏の思想は決してゲームだけで終わらせてはならないと思う。他のIT分野(eラーニング、福祉IT関連、等々)にも応用することにより、「使える」モノやサービスができる。

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