2011-12-03 20:25:19
Windows7で突然PCが再起動するときの対処について
テーマ:ブログ
我家の自作デスクトップPCでOSをWindows VISTA32bitからWindows7 64bitに入れ替えたところ、電源を入れてしばらくするとPCが突然再起動してしまうようになってしまいました。
疑われる原因を推測して対処したところ、症状が治まりましたので、本記事で症状の詳細と対処方法について紹介したいと思います。
1.症状
・PCに電源を入れてしばらく使っていると突然画面が真っ暗になり、強制的に再起動される
・電源投入後、30分程度で再起動が発生する頻度が高いが、非定期である。
・強制再起動が発生したときは、再起動時に起動オプションの選択画面が表示される(セーフモードで起動するか通常モードで起動するか)
・PCに負荷がかかっていないときでも突然再起動する
・CPUの温度は30℃代で低位安定。
・再起動が発生した時のPCのイベントログ情報は下図のとおり。ネットでは国内外問わず、「kernel-power 41」問題として報告されているようだ。
イベントログの見方:「コントロールパネル」→「管理ツール」→「イベントログの表示」
2.原因と対処
当初は自動スリープを疑いました。イベントログの記録もそのように読みとれるので・・・。ところが、自動スリープさせないようにPCの設定変更をても症状変わらず。
さらに、OSがPCのフリーズを検知したときに強制再起動させないように設定を変えてみるも症状変わらず。やっぱり再起動します。
同様の症状はCPUの熱暴走が問題だったとの記事があったので、CoretTempというフリーソフトでCPU温度を測定してみましたが、我家の場合は30度代前半で安定。熱暴走ではないようです。
つづいてはWindows7と同時に導入したSSDのRAID0構成を疑い、RAIDを解除してシングル構成にしてみました。しばらく再起動しなくなったので、問題解決したのかと思っていたらやがて再発。全く同じ症状で発生頻度も同じくらいになってしまいました。
このあたりで何度も再起動を経験するうち、怪しいと思ったのがパーツや周辺機器の省電力機能の作動です。そこで、windows7の電源設定を調べてみたところ、初期設定が「バランス」となっており、性能と省電力の「バランス」をとっているようです。
やっぱり怪しい。。。
コントロールパネル→システムとセキュリティ→電源オプションで「プラン設定の変更」から、各パーツの省電力設定を全部解除してみました。
具体的には、
・ディスプレイの電源を切る:「なし」に
・コンピュータをスリープ状態にする:「なし」にする
=>詳細な電源設定の変更をクリック
・ハードディスクの電源切る:999999分
・Wirelessアダプタの設定:「最大パフォーマンス」
・USBのセレクティブサスペンドの設定:「無効」
・PCI Expressのリンク状態の電源管理:「オフ」
・プロセッサの電源管理の最小プロセッサの状態:「100%」
結果、意図せぬ再起動は発生しなくなりました。
その後、我家の再起動問題とは関係なさそうな省電力設定については元にもどしておきました。
具体的には、
・ディスプレイの電源を切る:「10分」に
・コンピュータをスリープ状態にする:「10分」に戻す
・プロセッサの電源管理の最小プロセッサの状態:「5%」に戻す
これらの設定については省電力設定に戻しても問題が再発することなく動作しています。
また、
・ハードディスクの電源切る:10分
にしてみたところ、しばらくして見事に強制再起動が発生しました。
少なくともハードディスクの省電力設定は黒だったということなのでしょう。
残りの
・セレクティブUSBの切離を「無効」に。
・PCI Expressの・・・を「無効」に。
・WirelessLANの・・・を「最大・・・」に。
も省電力の設定を解除したまま利用しています。
その後SSDの起動ドライブを元のRAID0構成に戻しました。
もちろん、問題なく動作しています。
------------関連記事-------------
デスクトップPCマザーボード交換(ほぼ自作)奮闘記
-我家のデスクトップPCが派手に壊れた
-マザーボードとCPUの交換(パーツ選択編)
-マザーボードとCPUの交換(組立編)
-マザーボードとCPUの交換(OSとドライバのインストール編)
-SSDの導入(機種選択編)
-SSDの導入(組立&インストール編)
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疑われる原因を推測して対処したところ、症状が治まりましたので、本記事で症状の詳細と対処方法について紹介したいと思います。
1.症状
・PCに電源を入れてしばらく使っていると突然画面が真っ暗になり、強制的に再起動される
・電源投入後、30分程度で再起動が発生する頻度が高いが、非定期である。
・強制再起動が発生したときは、再起動時に起動オプションの選択画面が表示される(セーフモードで起動するか通常モードで起動するか)
・PCに負荷がかかっていないときでも突然再起動する
・CPUの温度は30℃代で低位安定。
・再起動が発生した時のPCのイベントログ情報は下図のとおり。ネットでは国内外問わず、「kernel-power 41」問題として報告されているようだ。
イベントログの見方:「コントロールパネル」→「管理ツール」→「イベントログの表示」
2.原因と対処
当初は自動スリープを疑いました。イベントログの記録もそのように読みとれるので・・・。ところが、自動スリープさせないようにPCの設定変更をても症状変わらず。
さらに、OSがPCのフリーズを検知したときに強制再起動させないように設定を変えてみるも症状変わらず。やっぱり再起動します。
同様の症状はCPUの熱暴走が問題だったとの記事があったので、CoretTempというフリーソフトでCPU温度を測定してみましたが、我家の場合は30度代前半で安定。熱暴走ではないようです。
つづいてはWindows7と同時に導入したSSDのRAID0構成を疑い、RAIDを解除してシングル構成にしてみました。しばらく再起動しなくなったので、問題解決したのかと思っていたらやがて再発。全く同じ症状で発生頻度も同じくらいになってしまいました。
このあたりで何度も再起動を経験するうち、怪しいと思ったのがパーツや周辺機器の省電力機能の作動です。そこで、windows7の電源設定を調べてみたところ、初期設定が「バランス」となっており、性能と省電力の「バランス」をとっているようです。
やっぱり怪しい。。。
コントロールパネル→システムとセキュリティ→電源オプションで「プラン設定の変更」から、各パーツの省電力設定を全部解除してみました。
具体的には、
・ディスプレイの電源を切る:「なし」に
・コンピュータをスリープ状態にする:「なし」にする
=>詳細な電源設定の変更をクリック
・ハードディスクの電源切る:999999分
・Wirelessアダプタの設定:「最大パフォーマンス」
・USBのセレクティブサスペンドの設定:「無効」
・PCI Expressのリンク状態の電源管理:「オフ」
・プロセッサの電源管理の最小プロセッサの状態:「100%」
結果、意図せぬ再起動は発生しなくなりました。
その後、我家の再起動問題とは関係なさそうな省電力設定については元にもどしておきました。
具体的には、
・ディスプレイの電源を切る:「10分」に
・コンピュータをスリープ状態にする:「10分」に戻す
・プロセッサの電源管理の最小プロセッサの状態:「5%」に戻す
これらの設定については省電力設定に戻しても問題が再発することなく動作しています。
また、
・ハードディスクの電源切る:10分
にしてみたところ、しばらくして見事に強制再起動が発生しました。
少なくともハードディスクの省電力設定は黒だったということなのでしょう。
残りの
・セレクティブUSBの切離を「無効」に。
・PCI Expressの・・・を「無効」に。
・WirelessLANの・・・を「最大・・・」に。
も省電力の設定を解除したまま利用しています。
その後SSDの起動ドライブを元のRAID0構成に戻しました。
もちろん、問題なく動作しています。
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1 ■ありがとうございました。
強制再起動で困っていて
こちらのブログにたどり着きました。
電源オプションの変更を参考にさせて頂いたところ突然の再起動が発生しなくなりました。
本当に困っていたので、助かりました。
あまりの感激にコメントしてしまいました。
ありがとうございました。