こちらのブログでなんか呼ばれた気がしたのでとりあえず書いてみた。
色んな事がこの図に詰まっているので、箇条書きしてみる:
- Model::APIがAPIオブジェクトを作成して、使用時にはModel::APIに対して`find()`というメソッドを使って実際のAPIオブジェクトを持ってくる
- Schema等はMyApp::Schemaに定義し、Model::APIのアトリビュートとして持っている。cacheも同等。これらの初期化引数は設定ファイルのModel::APIから取れるようにしておく
- Catalyst::Model::DBIC::Schemaは*使ってない*
- Model::APIではACCEPT_CONTEXTが呼ばれた時点で、もしまだ初期化が行われていなければ、SchemaやAPIの初期化を行っている。Catalyst::Model::Adaptorは*使ってない*
蛇足だけど、Catalyst::Plugin::AuthenticationでStore::DBIx::Classを使うときはどうしてもDBIC::Schema的な形で認証データが入っているモデルを要求されるので、DBIC::Schemaを使いたくなってしまう・・・が、実は単純にその認証データが入っているresultsetが欲しいだけなので、こんな感じの小さいモデルを一個作ってやりすごしている:
package MyApp::Web::Model::DBIC::Member; use Moose; use namespace::autoclean; BEGIN { extends "Catalyst::Model" } has schema => (is => 'rw'); sub ACCEPT_CONTEXT { my ($self, $c) = @_; if (! $self->schema) { $self->schema( $c->model('API')->schema ); # Model::APIからschemaを盗んでくる } return $self->schema->resultset('Member'); } __PACKAGE__->meta->make_immutable(); 1;
ちなみに MyApp::CLI::Hogeとかを書くときには、以下のような感じのでやっている:
- 全部のAPIが必要じゃないことのほうが多いので適時スクリプトの中身によって必要なSchemaやらAPIやらを作成している。(Model::APIに相当するものはない)
- WithDBICっていうRoleを作って、DBスキーマが必要な場合のSchema生成等のコードを一元化している
- 引数等はCatalystの設定ファイルを流用するようなことは*してない*。MooseX::Getopt(もしくはMooseX::SimpleConfig)を使ってコマンドラインで --connect_info=dbi:mysql:dbname=hoge と指定できるようにしている
Orochiとか使えたほうがもっと楽な気はするんだけど、とりあえず依存関係を増やすのもあれなのでこんな感じでやっております。
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