ライフ【アラサー女子記者が行く・復縁愛(1)】自分がフった男に舞い戻るアラサー女子たちの「心理」…元彼は「ありがとう」と受け入れた+(1/3ページ)(2013.5.9 07:00

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【アラサー女子記者が行く・復縁愛(1)】
自分がフった男に舞い戻るアラサー女子たちの「心理」…元彼は「ありがとう」と受け入れた

2013.5.9 07:00 (1/3ページ)アラサー女子記者が行く
なぜか復縁愛に走る世のアラサー女子たち。“需要”を見込んで「復縁セミナー」も各地で開催されている。受講者の中には、涙を流して参加する女性もいるという=大阪市内(榎本雅弘撮影)

なぜか復縁愛に走る世のアラサー女子たち。“需要”を見込んで「復縁セミナー」も各地で開催されている。受講者の中には、涙を流して参加する女性もいるという=大阪市内(榎本雅弘撮影)

 「別れてしまったけれど、まだ好き」「フラれたあの人のこと、忘れられない」-。恋人と別れた後、多少後悔するのが人の性。しかし、よりを戻したいという「復縁願望」を持つアラサー女性が最近、多いという。“復縁セミナー”が開かれたり、復縁をアドバイスする本が出版されたり。そういえば、あのイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃も一度別れてから復活している。芸能人カップルにも復縁カップルが何組も。復縁とは実は結婚への近道なのか? それとも新たな出会いを求めない守りの姿勢の表れなのか-。復縁に揺れる、アラサー女子の恋心を追った。

(佐々木詩)

遠々距離恋愛…耐えきれず別れたけど

 大阪府大阪狭山市出身の綾乃さん(27)=仮名=は現在、昨年9月に結婚した、夫の隼人さん(27)=同=の転勤で中国・北京で暮らしている。「海外での生活には慣れませんが、2人で生活できるのがうれしい」と声を弾ませる。隼人さんとは、実は一度別離を経験しており、「復縁愛」の経験者だ。

 出会いは7年前の学生時代の合コン。周囲に細やかに気を配る隼人さんの様子に、綾乃さんは好意を抱き、ほどなくつきあい始めた。しかし、就職を機に新潟と大阪の遠距離に。「私が同僚を好きになり、別れを切り出しました」(綾乃さん)。隼人さんは心変わりした綾乃さんを責めず、大阪にいる綾乃さんのもとを訪れ、「俺と別れたらもったいないで」とユーモアを交えながら説得していたという。

 でも気持ちは変わらなかった。つきあい始めから4年がたっていた。

 隼人さんと別れて、綾乃さんは好きになったはずの同僚と食事へ行ったり遊びに行ったり。ところが、違和感を覚えた。

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“復縁愛”で結ばれた英国のウイリアム王子とキャサリン妃。一度、別れたことについて王子は「良い方に働いた」、妃も「自分を見つめ強くなれた」と語った=2010年11月の婚約会見(ロイター)
“復縁愛”のノウハウを紹介する本も多数出版されている
ワークシートに自分の気持ちを書き込む。真剣な表情だ=大阪市内(榎本雅弘撮影)

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