女優の前田敦子（２１）、俳優の成宮寛貴（３０）が９日、東京・港区の豊川稲荷で行われた映画「クロユリ団地」（１８日公開）の公開直前イベントに登場した。

　世界的にも知られるホラー界の巨匠、中田秀夫監督（５１）が「ホラーの集大成」と称する作品のヒロイン役に抜てきされた前田。白のワンピース姿で登壇すると「撮影は１年前だったが、あっという間に公開の運びとなり、背筋が伸びる思いです」と語った。相手役の成宮は「今日はあっちゃんファンがたくさん来てくれているけど、その方たちにも『ナリ』って呼んでもらえて嬉しい」と笑顔を見せた。

　映画の内容にかけて、司会者から「孤独を感じたことはありますか？」との質問が飛んだ。

　前田は「あまり孤独を感じたことはないんですよ」と話したが、成宮は「僕は結構孤独なんです」と明かす。

「あまり、予定を立てないタイプなので、仕事終わりの夕食の相手が誰も捕まらないことがある。そんな時は独りで牛丼食べて帰りますね」と寂しいプライベートを告白。これには前田も苦笑いだった。