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円安 電気とガソリンは値上がり
5月10日 11時56分

急速な円安の影響で原油やLNG=液化天然ガスなどの輸入価格が上昇しているため、電気料金やガソリンの小売価格なども値上がりしています。

電気料金は、直近3か月の燃料の輸入価格を踏まえて毎月、見直されています。
東京電力の場合、1ドル=79円で計算した去年11月分の電気料金は、平均的な家庭で7464円でしたが、1ドル=91円で計算した来月分は1か月当たり7804円となります。
この7か月で340円値上がりしました。
一方、レギュラーガソリンの小売価格は、去年11月末は全国平均で1リットル当たり145.5円でしたが、円安を受けて値上がりし、3月初めには156.2円となりました。
その後、原油価格の下落などから平均の小売価格は値下がりして、今月7日の時点では152.5円となっています。
石油情報センターによりますと、原油が1バレル=100ドルと仮定すると、1円の円安で原油の輸入価格は1キロリットル当たり600円程度上昇するということで、円安の進行で再びガソリン価格が上昇する可能性もあります。

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