東宮御所について 20011年作成

□1960年 東宮御所建設(1960年4月竣工/設計・谷口吉郎氏/総工費2億2300万円)
 ・私室部分: 一階:談話室、居間、食堂、食堂の隣に妃用の3坪ほどのキッチン、予備室(2部屋)
二階:応接室、寝室、着替え室、お化粧室など
地下一階:厨房
 ・公室棟:大小の応接室、進講室、レセプション用の大食堂など
 ・事務棟
 ・書庫(皇太子の愛P198、など)
□1978年9月 東宮御所増築(1977/7着工/総工費2億2千万)
 ・お子様方の成長に伴い私室棟の東側に平屋建て一部二階建てを増築(美智子さまと雅子さまの新皇室づくりP191)
 ・皇子室(一階に3部屋(それぞれ10畳近い洋間))、進講室(3部屋)、和室、職員室(2部屋)、納戸
□1993年6月 皇太子・小和田雅子さん、結婚
□1993年5月〜1994年7月 東宮御所改修工事(3億800万円)
 ・日本庭園建設、内装等
□1997年 東宮御所改修工事(5億8000万円)
 ・バリアフリー化、公室棟改修(耐震補強工事・車椅子用リフト設置等)
□2001年8月 子供部屋関係改修工事(約3000万円)
 ・紀宮さまのお部屋をコルク床に・壁にはリノリウム使用・部屋を仕切って看護婦控え室も
 ・耐熱性のあるコルクタイルが敷かれ、天井と壁がクリーム色に塗り替えられた
  空調施設も取り替えられ、看護婦が待機できる部屋も隣に併設された(敬宮愛子さまご誕生P102)
□2008年8月〜2009年8月 東宮御所改修工事終了(約10億)
 ・老朽化した水道やガスなどの配管を交換、内装張り替え等
 ・2009年5月に事務棟屋根上に太陽光発電設備を設置
【備考】
 東宮御所:部屋数72(公室部分12、事務棟38室、奥私室22)


■全景


■見取り図



■日月の間(公室)

リフォーム後?

リフォーム前?

日月の間?(昭和60年11月)


■檜の間(公室)

リフォーム後?


リフォーム前?

←檜の間?

http://ameblo.jp/f-chopin1810/entry-10637828770.html
ここに一枚の貴重な写真がある。私は他の10名と共に東宮御所に招かれ、
緊張の面持ちで、皇太子殿下(今の天皇陛下)との懇談の場にいる。
2年間のアメリカ留学を終え、プリンストン大学の修士号を授与されて
帰国した翌月。時に私は29歳、天皇陛下は47歳でおられた。



□回廊[19940630]   

1998年03月19日 耐震工事が終わり、報道陣に公開された東宮御所
            (左は新設された身障者用リフト、右奥は鶴溜り)

1960年04月25日


http://blog.so-net.ne.jp/klaviermusik-eisenbahn-koba/2008-02-23
春一番の東宮御所[鶴澑/2008-02-23]

□改装後の東宮御所・鶴澑[19940630]

1960年04月25日

■公室(おそらく応接間) 

□改装後の東宮御所・もみじの間[19940630]

□黒林の間か、楢の間[19940630](黒柿の間の間違い?)


□黒柿の間(2013年2月撮影)

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□改装後の東宮御所・黒林の間か、楢の間[19940630](御会釈所?)


■私室部分?

□私宅[19940630] 

□日本庭園[19940630]   


さすが東宮御所。官僚も絶賛の充実茶菓子。



2001年9月土川純代さん、東宮御所訪問/2004年9月24日愛子さま御近況



上記と同じ部屋?

■愛子さま私室?


(ベランダ部分?)


■キッチン(2009年の改築で新しくなった模様)



■その他・詳細不明


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□塩地の間(親しい人を招き入れる応接間(卜部侍従日記4巻P317))
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http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/1,2912,81,114,html
第44回皇室すずらん献上(東宮御所での献上)


・大理石のフロアがあるらしい
http://blog.goo.ne.jp/stonemaster/e/59bf80af764a7aa8ee2fee79d3ac5f50






【参考】

【1960年 東宮御所建設】
1958(昭和33)年12月6日皇太子夫妻の新居、東宮御所の設計図が完成
http://mainichi.jp/select/wadai/newsbox/box/etc/2009/12/20091203org00m040027000c.html

 皇太子さま(現天皇陛下)と正田美智子さん(現皇后陛下)の新居となる東宮御所の設計図が公表された。御所の建設地は赤坂御用地(東京都港区)の中で、建築家の谷口吉郎・東京工業大教授が設計した。総工費は2億2300万円。御所は表公室関係、奥私室関係、事務室関係、車庫の4ブロックに分かれ、はりや柱、屋根には日本式の要素を取り入れたほか、食堂の一部は約180坪の池に張り出している。特にお二人の住居となる奥私室関係の部分には子ども部屋として使う予備室を設けるなど、「親子水入らずで暮らしたい」という皇太子さまのご意見が反映された。東宮御所には現在、皇太子さまと雅子さま、愛子さまがお住まいになっている。
【2007年 東宮御所改修工事】

 皇太子ご一家のお住まいの東宮御所(東京・元赤坂)が、築約50年を経て建て替えられることになった。
 老朽化が激しいためで、来年度から2年かけて工事が行われる。
 期間中、ご一家は同じ赤坂御用地内に仮住まいされる。 
 建て替えられるのは、公務に使われる「公室棟」、ご一家が暮らす「私室棟」、事務職員が詰める「事務棟」と3棟あるうち、私室棟と事務棟の2棟。
 東宮御所は地上2階、地下1階の鉄筋コンクリート造りで、3棟合わせた延べ床面積は約5200平方メートル。1960年4月、天皇、皇后両陛下の皇太子ご夫妻時代の住まいとして建てられ、両陛下が皇居・御所に移られた後、今の皇太子ご夫妻がご結婚翌年の94年7月から
住まわれている。
 公室棟は97年に耐震工事が行われ、私室棟もご夫妻の入居に当たって改修されたが、建築から50年近くがたって水漏れや空調のトラブルが相次ぎ、事務棟も手狭で事務効率が悪く、建て替えが懸案となっていた。
 愛子さまは来春から小学生で、勉強部屋なども整備されるとみられる。
(2007年7月6日3時1分読売新聞)
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070706i101.htm?from=main1
2008/8-2009/8東宮御所改修工事終了(約10億(老朽化した水道やガスなどの配管を交換、内装張り替え等))

20 名前:可愛い奥様 :2007/07/12(木) 12:37:47 ID:vCfURrEg0
630 :可愛い奥様:2007/07/12(木) 01:42:31 ID:teqNx7yX0
新潮のほうをちょこっとだけ。
建て替え記事で、なんで今この時期に?という内容。
事務棟のほうは老朽化がひどいので建て替えもわかるが、私室棟のほうはべつに必要ないんでは?という流れ。
以前ここで9億という数字が出て、その後3億に訂正されたけど、やはり9億が正解。
結婚時に3億800万。その3年後に耐震補強などで5億8000万。愛子のために3000万。
しめて9億2800万。
宮内庁は現在建て替えではなく改修だといってるらしいが、改修に30億って…という感じ。
悠仁親王の育児室はずいぶん狭いのに、という記述もあり。

361 名前:可愛い奥様 :2007/07/12(木) 17:39:33 ID:3ocL4lixO
新潮
・東宮御所、部屋数72、内訳公室部分12、事務棟38室、奥私室22
・昭和35年4月今上陛下と美智子皇后ご成婚時2億4000万かけて完成、築47年
・平成6年皇太子と雅子さまが移り住むため3億800万かけて、奥私室中心に改修
 皇太子希望→日本間前にししおどしのある日本庭園をつくる
 皇太子夫婦希望→壁紙、カーテンなど内装をすべて皇太子好みに
・平成9年、公室部分改修5億8000万
 耐震補強工事&車椅子でも入れるようリフト設置などバリアフリー化
・愛子さま誕生、改装3000万
 紀宮さまの部屋を壁をリノリウム、床をコルク張りに
・結婚してから13年、改修、改装工事にはすでに9億使われている
・なぜ今立て替えるか謎(宮内庁OB)、耐震補強時にまとめてできたはず。
 職務とはいえ引っ越しのたびに職員にかかる負担はでかい
・ただ今皇居内宮中三殿の一つ賢所の大改修工事が4年計画で工事中、平成19年度予算5億7000万。
・このため政府も30億といわれる立て替え予算を認めないのではないか、認めるとしたら賢所の工事が終わってからではないか。
・立て替え話がでたのは8月の来年度予算請求の前に水面下で動いているからではないか(皇室担当記者の一人)
 つまり今回も観測気球ってわけですね(読売が言い出しっぺ)

【備考】
・東宮御所には、昭和時代に作られた室内プールがある。
 室内とはいっても、庭にある温室のような施設で、そこに幅が5、6コース分、
 縦が20メートルほどの、小学校のプールを一回り小さくしたようなものがあるそうだ。
 (東側に温室のような建物があったが、1994年の改築で取り壊した模様。それがプール?)