Lsilogic MegaRAID Strage Manager でのディスク追加 [PC saturn]
いろいろなPCサーバーメーカーの内蔵RAIDシステムとして Lsilogic MegaRAID SAS は採用されているので、これを知っとくと意外に役に立ったりします。
OEMメーカーの保証しない使い方まで知ってしまうのが少々難点だったりもします。
ひさびさに引っ張り出してきて、ディスクを追加して領域を拡張する場合に、どういう動きをするのか確認したかった。…本当は去年中に…
そのMegaRAIDのRAID管理ツールMegaRAID Strage Manager です。
このMSMもいつの間にかバージョン2になってました。
画面がグレー系のすっきりしたデザインになってます。機能的にはそれほど変わってません。
サーバを選んで connect ボタンでMSMにログオンします。
ユーザにはOSのユーザ/パスワードを指定します。
私のところには Lsilogic MegaRAID SAS 8408E と その intel OEM版 SRCSAS18E がありますが、この2つは箱から出すと外見は全く同じで、ファームウェアのメーカーIDが違ってます。
今回は SRCSAS18E を使用してます。挿してみたらそっちだった。
今回用意したHDDは4つ。
その内3個でRAID5を組んでいます。
残り1つは未使用。このHDDを新しく追加するという想定です。
Windows上からは1つのディスクとして見えてます。
HDD3つのRAID5 なので約 270GBになります。
一応、E: F: G: のパーティションを切ってます。
事前にバックアップを撮っておきましょう。
MSMにてメニュー Operation - Advanced Operation - Reconstruction Wizard で構成を変更します。
危険なので Confirm にチェックする必要があります。
Reconstruction Wizard が起動されます。
今回は Add Drive でディスクの追加をします。
未使用ディスクがあると上側の領域に表示されるので、これを選択してAdd↓ボタンを押します。
RAIDレベルを変更出来る様ですが、お勧めしません。
追加作業中は中止しないで下さい。
ディスクの追加では、使用済みブロックを全てのディスクに再配置とパリティ再生成するので時間がかかります。
再配置中であってもディスクの読み書きが出来ます。が、負荷が高いのでなるべく使わせないのが良いと思います。
再配置の進行状況はMSMのメニュー Group Operation - Show Progress で確認出来ます。
ディスクの性能や数,RAIDの種類によっても変わるでしょうが、147GB×3 のRAID5 から 147GB×4 のRAID5 へは約2時間25分かかりました。
完了後
サーバを再起動すると、Windowsのディスクの管理で、追加された分だけ未使用領域が出来ます。
そのまま新しくパーティションを作って使用してもよいですが、既存のパーティションを削除して、
新しい大きさで作りなおして、
事前に取ったバックアップを戻す事で
ドライブを大きくする事が出来ます。
OEMメーカーの保証しない使い方まで知ってしまうのが少々難点だったりもします。
ひさびさに引っ張り出してきて、ディスクを追加して領域を拡張する場合に、どういう動きをするのか確認したかった。…本当は去年中に…
そのMegaRAIDのRAID管理ツールMegaRAID Strage Manager です。
このMSMもいつの間にかバージョン2になってました。
画面がグレー系のすっきりしたデザインになってます。機能的にはそれほど変わってません。
サーバを選んで connect ボタンでMSMにログオンします。
ユーザにはOSのユーザ/パスワードを指定します。
私のところには Lsilogic MegaRAID SAS 8408E と その intel OEM版 SRCSAS18E がありますが、この2つは箱から出すと外見は全く同じで、ファームウェアのメーカーIDが違ってます。
今回は SRCSAS18E を使用してます。挿してみたらそっちだった。
今回用意したHDDは4つ。
その内3個でRAID5を組んでいます。
残り1つは未使用。このHDDを新しく追加するという想定です。
Windows上からは1つのディスクとして見えてます。
HDD3つのRAID5 なので約 270GBになります。
一応、E: F: G: のパーティションを切ってます。
事前にバックアップを撮っておきましょう。
MSMにてメニュー Operation - Advanced Operation - Reconstruction Wizard で構成を変更します。
危険なので Confirm にチェックする必要があります。
Reconstruction Wizard が起動されます。
今回は Add Drive でディスクの追加をします。
未使用ディスクがあると上側の領域に表示されるので、これを選択してAdd↓ボタンを押します。
RAIDレベルを変更出来る様ですが、お勧めしません。
追加作業中は中止しないで下さい。
ディスクの追加では、使用済みブロックを全てのディスクに再配置とパリティ再生成するので時間がかかります。
再配置中であってもディスクの読み書きが出来ます。が、負荷が高いのでなるべく使わせないのが良いと思います。
再配置の進行状況はMSMのメニュー Group Operation - Show Progress で確認出来ます。
ディスクの性能や数,RAIDの種類によっても変わるでしょうが、147GB×3 のRAID5 から 147GB×4 のRAID5 へは約2時間25分かかりました。
完了後
サーバを再起動すると、Windowsのディスクの管理で、追加された分だけ未使用領域が出来ます。
そのまま新しくパーティションを作って使用してもよいですが、既存のパーティションを削除して、
新しい大きさで作りなおして、
事前に取ったバックアップを戻す事で
ドライブを大きくする事が出来ます。
こんばんは、いつも拝見させていただきます。
最近初RAIDでMegaRAID SAS 9260-4iを購入し構築してみました。
MegaRAID Strage Managerを開くとServersに一覧が出てきません。
BIOSでもHDDは認識しているのに何が原因なのでしょうか・・
よろしければ是非お力を借りられたと思います。
by あのんさん (2009-10-27 21:54)
あのんさん コメントありがとうございます。
よく分かりませんが、MSMFramework と通信が出来てないのではないかと思います。
サービスが起動していないとか、FireWallが有効になっているとか?
by aki-aoki (2009-10-27 23:47)