逮捕容疑は同日午前7時40分ごろ、アパート2階の室内で福田さんの背中を包丁(刃体17センチ)で数回突き刺し、死亡させた疑い。県警は、坂本容疑者が「ささいなことで口論となった。ののしられたことからかっとなって刺した」という趣旨の供述をしていることを明らかにした。
県警によると、2人は4月中旬から、福田さんの母親らが住むアパートの隣室で、同居を始めていた。福田さんの母親が7日朝、隣室で争うような音を聞き、室内を見に行ったところ、背中に包丁が刺さった状態で福田さんが倒れていた。
同容疑者の行方は分からなかったが、数十分後、八代署に自分で電話を掛けて福田さんを刺したことを認めた。アパートから約500メートル離れた住宅街の路上で、駆けつけた捜査員が同容疑者の身柄を確保した。
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