化学療法の抗ガン治療は回避できたとはいえ
ホルモン療法の皮下注射をして2週間が経ちます。
化学療法に比べて副作用は軽いとはいえ
やはり、頭痛やめまい、全身倦怠感、湿疹など
不快な症状が出ています。
特に初めて注射をしてから4~5日は
ベッドから起き上がることができませんでした。
(今はだいぶ慣れました)
本当は注射と同時にタモキシフェンという薬も
服用する予定だったのですが私の場合は
パニック障害に効果があるパキシルという薬を服用しているため
すぐには処方されず乳腺科と精神科の先生との
手紙のやりとりがされ、それによって薬の処方が
決まるという事になりました。
なんでもパキシルという薬を飲んでいると
ホルモン療法の抗がん剤の効果が
弱まってしまうらしいのです。
それで先週からパキシルという薬ではなく
違う薬に変更したりしたのですが
やはりパニック障害で処方する薬は
全て抗ガン剤とは相性が悪いということで
長年、服用していたパキシルを
強制終了することになったのです。
パキシルをやめる事がとても不安だったのですが
先生の一言が妙に説得力があったなぁ・・
「パニック発作では絶対に死なないけど
ガンは死ぬからね。
ガンの薬のほうを優先すべきでしょう?
パニック発作は抗不安薬と頓服薬で
しのぐしかないでしょう。」
と言われてしまいました(>_<)
確かにそうだ。
パニック発作は怖いけど絶対に死なない。
自分自身にもそう言い聞かせながら
これからは興奮したりストレスをためないような
生活をして発作を未然に防いでいこうと思います。
11日からホルモン療法の薬がスタートする。
きっとまた副作用が少し出るんだろうなぁ・・・
薬が体に慣れるまで少し大変かも(T_T)
それにしてもホルモン治療の
リュープリンという皮下注射のお値段にはビックリ!
3か月に一度、接種するのですが
0がひとつ多いのではないかと目をこすってしまいました。
約87.000円って!!
信じられます?
ほんと高額医療の申請をしておいてよかったです。
いつも社会保険料の納付金額が高いと
文句を言っていましたが、こういう経験をすると
社会保険の大切さ有難さが身に沁みます。
やれやれですね。
健康が一番です。