米、ＴＰＰで日本参加へ意見公募 公開ヒアリングも

　【ワシントン共同】米通商代表部（ＵＳＴＲ）は７日、日本の環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉参加をめぐり米国民への意見公募を官報に公告した。また７月２日にワシントン市内で公開ヒアリングを開くと発表した。
　意見公募の締め切りは６月９日。日本のＴＰＰ参加に関するあらゆる問題に加え、本交渉と並行して行う日本の非関税障壁をめぐる日米交渉についても意見を求めている。
　意見公募と公開ヒアリングで関係者の主張を集約した後、７月下旬の議会手続きの終了を待って、日本は交渉に参加できるようになる。
　日米両政府は、４月１２日に日本の交渉参加に向けた事前協議で合意。