2005/8/6 18:00
ツール・ド・フランス Techレポート#6:ミケル・ラスムッセンのコルナゴ・エクストリームC
デンマークのクライマーにマイヨブラン・アポワルージュをプレゼントしたコルナゴの超軽量モデル“エクストリームC”
「伏兵」と言っては失礼だが、予想外の活躍で山岳賞を獲得したラスムッセン。彼が駆ったのはチームのメインバイク・C50ではなく、このツールから投入されたコルナゴの新型“エクストリームC”である。チームでもこのバイクを使用したのはエースのボーヘルトと彼だけで、まだプロトタイプ中のプロトタイプだ。
このエクストリームC、基本的にはC50のエボリューションモデルであるが、超高弾性カーボンを使用することにより、完成車重量6.8kgという究極の軽さを実現しているという。C50との外観上の最大の相違点は、コルナゴご自慢の“HPチェーンステー”を使用していないこと。ヌードカーボンの落ち着いた塗装とも相まって、実にシンプルなルックスだ。ただし、レース後半には“マイヨブラン・アポワルージュカラー”のド派手なバイクにも乗ったが…。
シマノの新型カーボンホイール“WH-7801カーボン”をメインに使用していたが、平坦ステージでは同じくシマノのリムハイトが高いプロトタイプのカーボンホイールも使用した。タイヤはごくノーマルなヴィットリア・コルサEVO CXで、山岳でも特別に軽量なタイヤは使用していなかった。
ハンドルバーにステム一体式のチネリ・RAMを使うあたり、ラスムッセンはかなりの新しモノ好きなのかと思いきや、サイクルコンピュータを使わないという昔気質な面も見せていてオモシロイ。
【SPEC】
フレーム/コルナゴ・エクストリームC
チューブ/コルナゴ・HMカーボン
フォーク/コルナゴ・スターカーボン
メインコンポ/シマノ・デュラエース
ホイール/シマノ・デュラエース WH-7801カーボン
タイヤ/ヴィットリア・コルサEVO CX
ハンドル&ステム/チネリ・RAM
サドル/サンマルコ・エラコンポッジット
ペダル/シマノ・デュラエース PD-7800
ボトルケージ/エリート・パタオ
コンピュータ/なし
GRAPHIC:ミケル・ラスムッセンのコルナゴ・エクストリームC
Photo:Makoto AYANO
Text:Takashi NAKAZAWA
「伏兵」と言っては失礼だが、予想外の活躍で山岳賞を獲得したラスムッセン。彼が駆ったのはチームのメインバイク・C50ではなく、このツールから投入されたコルナゴの新型“エクストリームC”である。チームでもこのバイクを使用したのはエースのボーヘルトと彼だけで、まだプロトタイプ中のプロトタイプだ。
このエクストリームC、基本的にはC50のエボリューションモデルであるが、超高弾性カーボンを使用することにより、完成車重量6.8kgという究極の軽さを実現しているという。C50との外観上の最大の相違点は、コルナゴご自慢の“HPチェーンステー”を使用していないこと。ヌードカーボンの落ち着いた塗装とも相まって、実にシンプルなルックスだ。ただし、レース後半には“マイヨブラン・アポワルージュカラー”のド派手なバイクにも乗ったが…。
シマノの新型カーボンホイール“WH-7801カーボン”をメインに使用していたが、平坦ステージでは同じくシマノのリムハイトが高いプロトタイプのカーボンホイールも使用した。タイヤはごくノーマルなヴィットリア・コルサEVO CXで、山岳でも特別に軽量なタイヤは使用していなかった。
ハンドルバーにステム一体式のチネリ・RAMを使うあたり、ラスムッセンはかなりの新しモノ好きなのかと思いきや、サイクルコンピュータを使わないという昔気質な面も見せていてオモシロイ。
【SPEC】
フレーム/コルナゴ・エクストリームC
チューブ/コルナゴ・HMカーボン
フォーク/コルナゴ・スターカーボン
メインコンポ/シマノ・デュラエース
ホイール/シマノ・デュラエース WH-7801カーボン
タイヤ/ヴィットリア・コルサEVO CX
ハンドル&ステム/チネリ・RAM
サドル/サンマルコ・エラコンポッジット
ペダル/シマノ・デュラエース PD-7800
ボトルケージ/エリート・パタオ
コンピュータ/なし
GRAPHIC:ミケル・ラスムッセンのコルナゴ・エクストリームC
Photo:Makoto AYANO
Text:Takashi NAKAZAWA