「イニシアチブ」
前回の記事でちらりと触れた大事なポイント。ちょっと感じるところを書いてみる。
今回のS国の一件、相手側から派遣を要請されたことで、協会にイニシアチブがあると思われているようだが、果たしてそうか?
確かに交渉には有利。向こうから泣きついてきているわけだから。
しかし、契約書が正式に交わされるまではそんなのわからないのが現実。
こちらに有利な契約書が作れるか。落とし穴はないのか、じっくりと何度も練り直しが必要。
できるのかな?
正直怪しいもんだと思う。
ヨーロッパの国に派遣をしてしまえば、その国の法律に則って職場環境・雇用・その他全て行われるのだから、相手国を熟知していない協会は常に不利。
さて、問題のイニシアチブだけれども、はっきり言って、2者間でのイニシアチブで考えてると痛い目に会います。
なぜなら、一番の(一番も何もないんだけど)イニシアチブを持っているのは、メイン孵化場S○○-chick社長のTだから。
この方はビジネス頭でキレ者だし、情とかそんなものはありません。ビジネスなので当たりまえですが。
で、T社長は「新人は要らない」っていうのが口癖。
(それは今まで散々、S国代理人が誤鑑を新人のせいにしてきた過去が作り上げてしまった新人不審ですね・・・)
ちなみに、今現在もT社長はその頭で変わっていませんよ。
さぁ、どうする?
でも、再派遣が決まったということは、代理人はうまいことT社長を丸め込んで、協会から新人を送ってもらうことになるのでしょう。
「経験者を頼んだけど、今来れるのは新人しかいない。でも、腕のいい経験者が多いからカバーできる。結果を出すから見ててくれ。誰だって最初は新人なんだ!」(これ、一体何十年使ってきた言い訳か。)
それで、成績が良くなかったりしたらどうなるのか?
T社長が代理人を呼び出してどうなってるんだ?と怒るわけです。
「これだけの罰金が来た。どうしてくれるんだ?お前はちゃんと結果を出せるって言ったじゃないか!」
そして、今までのの繰り返し・・・
「今回来た新人は出来が悪いから、短期ビザの期限が来たら更新せずに帰国させて、もっといい鑑別師を呼ぶから、もう少し辛抱してくれ」
新人はビザの更新時期が来た時に突然告げられます。
「ビザの更新しないから」
代理人にそんなこと言われて、初めての海外で初めての鑑別の仕事で、自分でどうにかできる新人いるでしょうか?
いません。
涙を流して帰国。2年やそこらで海外から戻ってきた新人、しかも本当か否か、技術不足でビザ更新されなかったとなった新人が日本の鑑別界で働ける場所なんてあるわけないです。
次の派遣先を待つか、待ちきれずに辞める・傷心で辞める、そんなパターンです。
今までS国から返された新人何人いるんでしょう。
わ~、逸れた。逸れた。話が逸れた。
イニシアチブの話からだいぶズレましたが、要はイニシアチブは相手国の孵化場が持っているわけですから、協会がどんなに代理人と有利な契約書をまとめても、孵化場との契約を持っているのが代理人である限り、何か問題が起きた時には何もできないのだな。
孵化場の社長を言い訳に簡単に切られちゃうし、今時収入の補償を付ける代理人なんていませんからね。
こんな状況でもmilkoは新人で派遣されて8年勤めましたから、あとは自分次第です。
自分を守るのは自分しかいません。
派遣された後は誰も守ってなんかくれませんからね。
知識と知恵を身につけて、逞しく生きていきましょう。
新人さん、頑張ってね♪♪
郷にいれば郷に従えで、生きていく方法いろいろとあります。
今度書いてみたいと思います。
今朝は5時から夕方5時まで頑張りました。
元気いっぱいは16時45分まで。笑
そこから血糖値下がってフラフラに。
でも、100%以上の力出し切りました☆
仕事頑張った後は気持ちいいねーー♪
明日も頑張ったら、久しぶりの3連休頂きます♪
やっほい☆
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