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東アジアの経済連携協定 交渉開始
5月9日 11時39分

東アジアの経済連携協定 交渉開始
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ASEAN=東南アジア諸国連合に、日本や中国、インドなどを加えた16か国による経済連携協定の交渉が2015年末までの合意を目指し、ブルネイで始まりました。

RCEP=東アジア地域包括的経済連携と呼ばれるこの協定には、ASEANに加盟する10か国とすでにASEANと自由貿易協定を結んでいる日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インドの合わせて16か国が参加します。
9日、ブルネイの首都バンダルスリブガワンで各国の交渉官らが参加して、交渉開始に合わせた式典が開かれました。
RCEPでは、関税の削減や投資やサービスの自由化などを巡り交渉が行われ、ASEANと日本などがそれぞれに結んでいる協定よりも水準の高い包括的な経済連携を目指します。
実現すれば、人口およそ34億、GDP=国内総生産でおよそ20兆ドルの巨大な自由貿易圏が誕生することになります。
9日から始まった第1回目の交渉は今月13日まで行われ、2015年末までの合意を目指します。日本は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定とともにRCEPの交渉も進めることで、成長が続くアジア太平洋地域での自由貿易圏の構築に積極的に関与し、貿易や投資の拡大につなげたい考えです。

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